●『投資の学校』高橋さんがズバリ! 米国株銘柄、今買うならコレ!
【レバレッジ拡大銘柄】
Apple社の財務内容を分析すると、株価の上昇の真の要因は「自社株買い」にあるといえます。同様に、自社株買いを大きく行っている下記の2銘柄は狙い目です。
・ユナイテッドヘルス・グループ [UNH]
医療保険会社 株価 455.81ドル
・ダラー・ゼネラル [DG]
ディスカウント小売チェーン 株価 225.63ドル
【配当貴族銘柄】
25年以上連続して増配している優良企業を対象にした「配当貴族銘柄」は米国を代表する最高の企業の集まり。下記の2銘柄は安定した配当を期待できそうです。
・アフラック [AFL]
保険会社 株価 56.75ドル
・ジョンソン&ジョンソン [JNJ]
医療・ヘルスケア企業 株価 163.43ドル
※[ ]内は証券コード、株価は2021年11月5日の終値。
投資に不安がある人は、投資信託から
夢のある話ばかりをしてきたが、やはりこういった個別株の投資での成功は初心者には難しく、リスクも大きい。
「投資に不安がある人は、投資信託から始めてみるのがオススメです。まずは月に3000円で、積み立て型の投資信託をやってみることが、投資の初めの一歩としては最適だと思います」
そう教えてくれたのは、家計再生コンサルタントの横山光昭さん。投資信託とは、投資家からお金を集めて専門家が運用する金融商品だ。
「ファンドマネージャーと呼ばれるプロが目利きをして運用してくれるので、基本的にはほったらかしでもOKです」(横山さん、以下同)
始め方もとても簡単で、取引口座を作って、投資信託の銘柄を選び、貯金の感覚で月々積み立てていくという3ステップ。まずは口座開設だが投資信託で最も面倒なのがこの最初の一歩かもしれない。
「自宅で手軽に申し込みができるネット証券の口座がオススメです。楽天またはSBIのネット証券は、月々100~1000円の積み立てで買える商品も多く、手数料も少ないため、少ない元手でも投資を始められますよ」
口座を開いたあとは、さっそく投資商品を選ぶことになるが、何を買ったらいいかわからないというのが実情だ。横山さんによると、投資の初心者にもオススメなのが『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』だという。
「世界中のさまざまな地域のさまざまな企業に分散投資できる商品です。債権などへの投資も含まれるいわゆるバランス型ファンドとは違い、全世界の株式のみで構成され、よりリターンが見込めます。投資のスタートには、信頼性の面でもコストの低さでも圧倒的にオススメの商品ですね」