即戦力を求めるテレビ局
また、即戦力が求められるようになったことも、理由のひとつではないかと指摘するのは、元日本テレビアナウンサーで、現在もフリーアナウンサーを務めながら、オーガニックハーブを扱うEMARA株式会社を設立し、事業家としても活動している宮崎宣子さん。
「私が日本テレビに入社したころは、入社してから3~4年は、発声やアクセントなどの基礎的な部分を鍛えて、戦力になるように育ててから、レギュラー番組や帯番組を担当する傾向がありました。今は即戦力を求めて、すぐにゴールデンや帯番組を担当できるような逸材がほしいようで、もともとテレビで活躍していた方を採用したいのではないかなと思います。それに、アイドル経験があるとテレビでの立ち回りもできますし、現場がどういうものかもわかっていますしね」
実際、乃木坂46出身の市來アナや斎藤アナには、感心する部分が多いという。
「コメントを求められたときの答え方がすごく上手ですし、笑顔や表情の作り方ももちろん上手。それって天性だったりもしますし、育てたからといって誰もができるとも限らない。やっぱり、アイドルとしてテレビに出て活躍してきたぶん、仕上がりが早いですよね」(宮崎アナ)
櫻坂46の原田も、即戦力になること間違いなし!