バイト先には今も籍を置いている
――知名度もアップし、あちこちの番組に呼ばれる多忙な日々。さぞ、収入も?
芝「今のところまだ変化がなくて。まだ全然、浮かれもしないです」
と「だいたい2〜3か月後に変わるって聞きますが、なんならバイトしてたときのほうが安定してお金もらってたので。今、すごく不安です。僕はカラオケ屋さんで10年くらいやっていて。アルバイト採用もできるから、芸人仲間をたくさん入れたんですけど“もう戻って来ないでください”って言われてますね。やっぱり『Mー1』に行ったのにバイトしてたら、夢を壊すことになるだろうし」
芝「本当に戻ってきてほしくないのかも(笑)。僕は掃除屋さんのバイトを。それこそ『Mー1』前日もやってました。籍はまだ置いてます」
――モグライダーとしての、今後の野望や目標は?
と「お茶の間のスターになりたいですね。まだ両親にもお笑いを反対されているので。ゴールデンの番組にちゃんと出られるようになったら、心配させなくなると思いますし」
芝「僕ら今まで、ざっくりと冠番組が欲しいとか、そんなことを思いながらやってきましたけど、そんなおこがましいことではなく。たとえ小さくてもいいから、僕らのホームといえるような、さらに学べるような場所を得ることができればと思います。
いつ見捨てられてもおかしくない中、期待に応えられずに10年以上やってきたから。やっと『Mー1』でひとつ返せたような気がしていて。これをきっかけに、たまっている分を全部返していかないと、と思っています」
長い潜伏期間をへて、まぶしい光の差す場所へ――。
【芸能界で会いたい人は?】
芝「飯島直子さんですね。めちゃめちゃ好きで」
と「僕は鈴木杏樹さんが好きで。前説をやってたときに、話しかけていただいたことあるんです。宝物のような思い出ですね」
芝「確かに。前説のときに声をかけてくれた方はすごく覚えています。1度、福山雅治さんが僕らの前説を見てくれたときに、スタッフさんに“彼らの名前は何ですか?”と聞いてくれたうえに、わざわざ僕らのところに来て握手をしてくださったことがあって。そりゃ、好きになりますって!」
と「だからもう1度、福山雅治さんにお会いしたいです」
'82年5月31日生まれ、埼玉県出身。同棲中のフィアンセへの婚約指輪をアマゾンで購入
モグライダー・芝大輔(ツッコミ)
'83年7月25日生まれ、愛媛県出身。既婚。2歳児のパパ
※1月25日発売の『週刊女性』2月8日号でコンビの結成年数に誤りがありました。
正しくは本記事のとおり「結成13年目」です。お詫びし、訂正させていただきます。