多様性が当たり前の現代人だからこそ
「ロケで一般の子どもと接するとき、年上のお姉さんが来ると男の子たちは少し緊張しがちなんです。でも、井上さんのときはそれがなかった。キャラクターのようで、親しみやすかったんでしょうね」(千代島さん)
そんな“ただものじゃない”新アシスタントについて、コラムニストのペリー荻野さんも太鼓判を押す。
「武器として、表情の豊かさがあります。『新婚さん』ではインパクトのあるエピソードを披露する出演者もいるので、そんな話を聞いた際のリアクションは期待できますね」
藤井とのコンビネーションにも、期待がかかる。
「番組では、文枝さんが椅子から転げ落ちるリアクション芸が恒例でしたが、藤井さんは仕切ったりズッコケたりという振れ幅が調節できる人。井上さんはかなり自由にやれると思います。大胆にボケても、藤井さんならうまく受け止めてくれるはずですし、彼女が椅子から転げても大丈夫でしょう(笑)」(ペリー荻野さん、以下同)
“番組の若返り”という点でも、いい変化が。
「'13年に、男性同士のカップルが出演して話題になりました。文枝さんは新しい価値観を驚きとともに伝えましたが、井上さんは多様性が当たり前の現代を生きているので、広い視野で出演者と会話できるのではないでしょうか」
期待される点は、ほかにも。
「『新婚さん』のアシスタントは長期での起用が予想されますから、もし今後彼女自身が結婚して“新婚さん”になったら、視点も変わるはずです。22歳の彼女が、番組を通して成長していく姿を見るのも、楽しみですね」
太眉キャラに始まり、これまでにもさまざまな顔を見せてきた井上の活躍に期待!