目次
Page 1
ー 公表したことに後悔はない
Page 2
ー 家族に“もう迷惑をかけないでくれ”
Page 3
ー “生活保護”は一生背負っていくもの
Page 4
ー 『ハロプロ』のライブでビラ配り

「“もっとしっかりしろよ”という声がたくさんありましたし、それはごもっともと思いました。その人が感じたことなら、ご意見の1つとして受け止めることができました。いろんな考えの人がいていいし。でも実際にそう(生活保護や自己破産という状況に)なってみたら“違うよ”と思うんですけど。ただ、私は“過去”として忘れるんじゃなくて、これも自分の経験として学んで、また人生をスタートしていくわけで、私の中では失敗とは思っていなくて。なんだろうな……」(大谷雅恵)

【つんく♂プロデュースの元ハロプロアイドルが「生活保護」の果てに「自己破産」していた!】

 4月に『週刊女性』が報じた元『メロン記念日』大谷雅恵の“告白”は、「生活保護」と「自己破産」という2つの“強い”ワードが含まれていたためか反響を呼んだ。そしてその反響は彼女の元へも届いた。厳しい意見も多数含まれていたが、その一部をあえて紹介する。

《借金を踏み倒した挙げ句、ふてぶてしくそれを売り物にして世に出てくる神経に感服。そして、「鬱でパニック障害で不安症で不眠症」だけど生活保護も自己破産もせずにやってる人たちへの偏見が広がらないか心配》

《自分に甘すぎるのも困ります。自分で借金して、自己破産は無責任と思います。》

《過去の経歴等から、「労働者として働く」という選択肢は本人的にはないのかな?》

《こんな舐めてる奴が生活保護&自己破産受けれる事に目が飛び出た。》

公表したことに後悔はない

「もっとメッタメタに言われるのかなって思ってたんですよ(苦笑)。もちろんそういう声もありましたけど。“ハロプロのイメージを汚すな”とか……。現ハロプロではないですし、卒業して、また第2の人生を歩んでいて、その姿を見てもらいたいというか。普段はたぶん私にまったく興味なかったのに、こういうときには関心を寄せてくる人とかっているんですよね」(大谷、以下同)

 結果的には“叩いてきた”人もいたが、公表したことに後悔はない。

「取材でお話してよかったなって私は思いました。それまで家族やマネージャーさんとか本当に近しい人にしか話せなかったのですが、自分の中で話すことが怖くなくなりました。自分にとってネガティブな意見でも自分の中に取り入れるというか。今までだったらそういう意見は弾いちゃってたんですけど、今回は全部読んで。嫌なことは嫌なんですけど、そういう人たちも私に対して“怒り”だったり、“それは違うだろ”という意見があって、でも意見してくれることは、“ありがたいことだな”って思えるようになったんです」