【収納術6】束ねることでゴチャ見え回避
テレビ裏の配線や、スマホやタブレットなどのガジェット類も、ごちゃつきやすいポイント。
「複数のコードを簡単に束ねられるチューブや、ケーブルと電源タップを隠して収納し、充電中もスッキリ見せられる充電ステーションがおすすめ。どちらもホコリがたまりがちなスポットなので、整理しておけばサッと掃除ができ、管理もしやすくなります」
アイテム投入で手軽にキレイにできる小さな範囲の見直しは“手慣らし”にも最適だとか。
「コード系は思いのほかスッキリします。小さなところから手をつけて成功体験を重ねていくことでモチベーションが上がり、次につながります」
森の家さん愛用! 使えるアイテム
●簡単コードチューブスライドタイプ「複数のコードをチューブでまとめてスッキリと。付属のクリップでコードを挟んでスライドするだけの手軽さも魅力」110円/ダイソー
【収納術7】スキマを活かすことでスッキリが近づく
収納を見直し、ものが片づいていくほどに気になるのが、ちょっとしたスキマ。
「100円ショップにある突っ張り棒と突っ張り棒用の棚を使えば、デッドスペースを有効活用できます。幅18cmあれば収納できるストッカーも、収納力があっておすすめ」
キッチンや洗面所など、狭い場所では特に、スキマを上手に活かすことで使い勝手もスッキリ感もアップする。
「これまでに紹介した立てる、浮かせる、仕切る収納法で今まで以上に“スキマ”が生まれると思うので、ぜひ意識して活用を」
森の家さん愛用! 使えるアイテム
●ポリプロピレンストッカー キャスター付・2「幅18cmと細く、キッチンの棚と冷蔵庫のスキマにベスト。スキマ収納の強い味方です」3490円/無印良品
●白い伸縮式つっぱり棒、つっぱり棒用棚「コンロ下の引き出し上部にあるスキマに、つっぱり棒で棚を作成。立てて収納しにくいシリコン製の鍋ぶたを収納しています」各110円/ダイソー
多くの写真事例で、わかりやすくまとめられた著者初の収納本、『スキマをうめる収納ルール』(KADOKAWA)が好評発売中。
(取材・文/當間ゆうこ)