色白さん ファイル3

“保湿命”で夏に負けない強肌に

「Y's MakeuUp School」代表。メイクアップアーティストとしてテレビ、雑誌で活躍。50歳で始めたYouTubeチャンネル『yoriko makeup』は、同世代のためのメイク術が満載。

1. オレンジジュースを飲む

 ビタミンCを取り入れるため、1日1L飲むことも。ビタミン系のサプリも積極的に活用。水出しルイボスティーやハーブティーなどノンカフェインの飲料で水分補給もしっかり。

2. 肌の調子に合わせてパックをする

 パックは数十種類を常備。保湿力のあるクリームやクレイパックを中心に3日に1回ケア。日焼け後は炎症を抑えて肌の回復を促すアロエやきゅうりの成分が配合されたものを。

3. 日焼け止めは弱いSPFを重ね塗り

 日焼けしやすいところは重ね塗りをして、塗りムラを解消。SPFの数値が高いものは肌への負担も大きくなりがちなので、重ねない。SPF50を3回塗っても150にはならない。

 もともと乾燥肌が悩みだったYORIKOさんは、保湿ケアしながらの日焼け対策に注力。

「柔らかくみずみずしい肌は、新陳代謝がよいので肌の生まれ変わりが早く、シミも改善されやすいんです」(YORIKOさん)

 山屋先生も乾燥すると角質層の乱れが生じ、紫外線ダメージを受けやすくなるので「毎日の保湿ケアは紫外線対策に必要不可欠」と力説。

 さらに、夏の乾燥肌は秋冬の肌にも影響。

「エアコンなどの使用で夏も意外と乾燥しています。たっぷり水分をとり、保湿効果の高いパックなどを使って潤しておかないと、秋冬に地獄を見ます(笑)」(YORIKOさん)

山屋雅美先生(美容皮膚科医)
山屋雅美先生(美容皮膚科医)

教えてくれた人は……山屋雅美先生
●美容皮膚科医。「美容皮膚科タカミクリニック」副院長。ニキビ・毛穴などの美肌治療からシミ、しわ、たるみなどのエイジング治療まで幅広い診療を一貫して行う。わかりやすく丁寧な診療が評判で遠方から訪れる患者も多い。

<取材・文/河端直子>