アパレル部門の縮小は懸命
苦戦する理由については、
「アパレルブランドも手がけるタレントの渡辺直美さんは、もともとオシャレなイメージがあり、本人のキャラクターとマッチしたデザインというのが成功したポイント。香川さんもスーツや時計など、本人のイメージに近いブランドなら成功したのではないでしょうか」(矢部さん)
一方、前出の小野さんは香川の取り組みを称賛する。
「香川さんのブランドはSDGsや環境に配慮するエコフレンドリー活動にも力を入れています。環境に配慮するとコストはどうしてもかかってしまうので、彼が本来やりたいSDGsなどの活動を続けるためにも、利益率の低いアパレル部門を縮小することは賢明でしょう」
プロデュースする自然教育アニメ『インセクトランド』の世界観を体験できる屋内施設を今夏、期間限定でオープンすると発表したばかり。アパレル以外で“昆虫愛”を伝えていくほうが正解かも!