怪我で“浪人生活”の三幸を救ったのは……

 この2人の娘の養育費や学費は、現在もフジモンが支払っている。そしてそれは今後も変わらないだろう。また、仮に木下が三幸と“再婚”したら、ふたりの金銭的な負担は大きいかもしれない。

 前出のサッカーライターは三幸の現状について次のように話す。

三幸選手が今季から所属する大宮アルディージャはシーズン当初、霜田正浩さんが監督を務めていました。三幸選手と霜田さんは非常に強い“師弟関係”です。三幸選手は怪我のためサッカー選手として1年間の“浪人生活”を送りました。そんな彼を“拾った”のが、当時J2の『レノファ山口』の監督を務めていた霜田さんです」(サッカーライター、以下同)

 霜田の存在もあって三幸は今年移籍に至った。霜田は監督としてレノファ山口で三幸をキャプテンに指名。師匠と弟子は互いに信頼関係にあった。霜田の元で三幸はさぞかし活躍を見せているかというと……。

大宮への移籍当初はスタメンとして起用されていましたが、3月というシーズン序盤も序盤から早々にスタメンを外れました。その後は終盤の時間稼ぎ目的と思われる数分程度の出場、以降はベンチ外が続いています。つまり信頼関係にあった監督でさえ“干している”状況です。

 その後、霜田さんは5月26日に成績不振で解任され、新監督に。三幸選手の現状は変わらずベンチ外。ほぼほぼ“構想外”“戦力外”といえます。三幸選手は6月末に怪我が発表され、現在のベンチ外の理由はそれになりますが、怪我がなくても出場は少なかったでしょう