無駄遣いをなくすお金の管理術
24歳から40年近く家計簿をつけてきたショコラさん。毎月のお金の流れや自分のお金の使い方のクセがわかるようになったので、今はつけていない。だいたい毎月の支出を12万円以内に収めている。
毎月の収入から固定費分を引き落としの口座に残し、生活費は現金で管理し、お金の流れをシンプルに。
「毎月初日に『食費用の財布』に2万円、美容院や日用品などの生活雑費に使う『そのほか用の財布』に4万円入れています。食費用の財布は家に置いておき、持ち歩くのはそのほか用のほう。スーパーで買い物をしたら支払い金額を食費用の財布からそのほか用の財布に移します。レシートはそこで捨てますね」
月半ばに残金を見て、使いすぎていればその後の出費を抑え、自分なりに調整。
「私の場合、財布を2つにしたほうがお金の流れが把握しやすいんです。現金だと残りが一目瞭然で、無意識に減らしたくないと思うのもいいのかも。家計簿をつけなくてもだいたい毎月余るので、その分は翌月に繰り越します」
いつの間にかお金がなくなるといった事態を防ぐため、ダイソーで買ったおこづかい帳には服やバッグの値段や交際費などを、日付とともにざっくりとメモする。
「ネットショッピングでクレジットカードを使ったらすぐに財布から現金を抜きます。ある程度まとまったら引き落とし口座へ。お金の流れは常に把握するようにします」
季節によって流動的なのが水道光熱費。今も時々、月にいくらかかったかブログで公開しており、年間で上下するが、予算どおり1万円以下に収まるようにしている。
「今の家はバスタブが大きめなので普段はシャワーだけに。湯を張るのは冬の寒い日やゆっくりできるときのごほうびタイムにしています」