時流に合ったものを敏感に取り入れ、金運を引き寄せ
「4年前には家賃収入が年収約700万円、経理コンシェルジュが年収約250万円に。会社員の収入を上回ったので起業を決めました。会社で働く以外の道があるなんて、前は思っていなかった」
2019年に会社を設立。今は家族との時間を優先し、自宅から1時間以内の範囲に絞って物件を探す。
「物件を買ったら、リフォーム用の浴槽や便器などを安く仕入れ、施工だけを業者に発注して費用を節約。ただ内装はデザイナーに依頼すると、相場より高い家賃でも借り手がつくんです」
子育てと家事、本業、副業をこなした経験を買われ、企業の「業務改善コンサルタント」など複数の業務を手がける。不動産収入以外の年収が1000万円以上ある。
「時流に合ったものを敏感に取り入れる」のが、中山さんのお金を引き寄せるコツだ。
「自分で仕事を生み出せることが新鮮。大変なこともありますが日々充実しています」
コロナ禍前に開設したレンタルスペースも、高稼働をキープしている。
「東京都内のマンションのひと部屋を借りて、旅館として開業する準備もしています」
暦に詳しい起業仲間が多かったので、中山さんも金運や財運を上げるために、暦の勉強も開始。不動産の契約日は、験を担いで決めている。
「効率的に楽しく働くのが私の信条。子どもが小学生のうちは、仕事以上に家族との時間を大切にしたいですね」
◎中山さんのお守りアイテム
吉方位がわかる手帳
運気を上げるために、吉方位がわかる手帳を愛用している。今年の中山さんは、お金を回す運気は「西」が吉。「旅行だけでなく、ちょっとカフェに行くときも西にあるお店に足を運びます」
お話を伺ったのは……
中山凛さん
不動産投資家。経理コンシェルジュ。企業に勤務しながら簿記1級を取得。出産後、起業塾で学び不動産投資や経理コンサルタント業務などを行う。家族は夫と小学5年生の息子とチワワ。
不動産投資家。経理コンシェルジュ。企業に勤務しながら簿記1級を取得。出産後、起業塾で学び不動産投資や経理コンサルタント業務などを行う。家族は夫と小学5年生の息子とチワワ。
取材・文/後藤るつ子、松澤ゆかり 協力/熊谷和海