今売れっ子の若手芸人にもあった苦労時代
『キングオブコント2021』で優勝を果たしたお笑いコンビ・空気階段の鈴木もぐら(35)。彼は駆け出し時代に多額の借金をつくり、ギリギリの生活を送っていたという。
「借金を抱えた理由は、ただ収入が低いだけでなく、競馬やパチンコ、風俗にお金をつぎ込んでいたからで、いわゆる“クズ芸人”。
彼らがパーソナリティーを務めているラジオ番組『空気階段の踊り場』では、もぐらさんのリアルな貧乏クズエピソードが毎週飛び出すので、一部のお笑い好きの間では無名時代から話題になっていました。
ネズミが出るボロアパートに住んでいたときは、ネズミしかかからない病を発症して入院するも、1日で回復して退院したのだとか」(同・放送作家)
そんなもぐらも、現在は2児の父。借金をコツコツ返済しているという。
同じく、『キングオブコント』の2010年準優勝者で、いまや芥川賞作家でもあるピースの又吉直樹(42)も、売れないころは借金と生きづらさを抱えていた。
「バイトをしようにも社会的適応力がないから面接に落ちまくっていた。お金がないから三鷹から当時NSC(吉本養成所)があった赤坂まで歩いて通い、その途中ずっとお金が落ちていないか探していたとか」(芸能記者)
一方、ブレイク後に一気に借金を返済したのが“国民的地元のツレ”こと、ピン芸人のヒコロヒー(32)だ。仕事がない時代につくった借金は総額250万円。
2020年にはYouTubeで『ヒコロヒーの金借りチャンネル』を開設し、芸人仲間に借金をする様子を動画で配信していた。しかし'21年から、彼女のやさぐれ芸が人気を博し、仕事が激増。今年6月の月収は98万円に達したと自ら明かした。
プライベートもあけすけに語るヒコロヒーの芸人魂は、そのまま彼女の魅力にもなっている。