「台」と「辰巳」で爆当たりの売り場

 その中でも2014年のオータムジャンボ(ハロウィンジャンボの旧名)で1等が出た、千葉県の辰巳台マックスバリュチャンスセンターは注目だと生田目さんは言う。

「先ほどご紹介した『台』という漢字に加えて、『辰巳』が入っているのがポイントです。辰巳は方位でいうと東南。東南は最も縁を結ぶパワーがあります。

 風水では音が同じものには同じパワーが流れるといわれているので、『縁』は『円』につながり、お金と縁ができて1等を引き寄せたと考えることができます」

「冬にこの売り場で宝くじを買うと強い西日を背中に浴びるので、それが縁起がいいって年末ジャンボをわざわざ買いにくる人も多いんですよ」(千葉県・辰巳台マックスバリュチャンスセンター、販売員の土田史恵さん)撮影/齋藤周造
「冬にこの売り場で宝くじを買うと強い西日を背中に浴びるので、それが縁起がいいって年末ジャンボをわざわざ買いにくる人も多いんですよ」(千葉県・辰巳台マックスバリュチャンスセンター、販売員の土田史恵さん)撮影/齋藤周造
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 そんなに縁起のいい売り場なら、さぞ高額当せんがたくさん出ているに違いない。週刊女性取材班がさっそく売り場に向かうと、2014年に1等が出たときに売り場にいたという販売員の土田史恵さんが話を聞かせてくれた。

「支払い期間がスタートしてからしばらくたったころ、買った宝くじを200枚くらい持ってきた人がいて、『当たっているか調べて』と言われたんです。

 さっそく専用の機械に入れたら、機械の画面に『高額当せん』と出たんで、もしやと思って番号を見たら1等の3億3000万円でした。その券を手にしたときは『これが3億か……』とさすがに震えましたよ(笑)

 この売り場から高額当せんが出たのはそれだけではないという。1等が出たのと同じジャンボでは2等の1000万円も出ていて、また驚くべきことに2016年には100万円以上の当せんが1年に11本も立て続けに出たという。さすが『辰巳』と『台』のダブルパワーだ。風水はあなどれない。