貯まる節約術11選
太朗さんが実践中の、月の生活費を10万円に抑えるテク。「小さな節約も積み重ねていけば、確実に貯蓄はアップします」と、話す。
(1)週の食費は予算7000円週末にまとめ買い
食材は週末に1週間分をまとめて買う。購入するのは料理しやすい定番商品で、鶏むね肉、豚バラ肉、卵、野菜など。加えて、その日の特売品を購入する。
買ってきた食材を見て、献立を考えているので、1回の金額を7000円以内に抑えられている。1か月の食費は2万円台。まとめ買いと、スーパーに行く回数を減らすことで、不要なものを買ってしまう「ついで買い」を防ぐ効果もある。
経理マンの買い出しルール
●欲しいものはリスト化!
買い物に行くときは、家の在庫をチェックし、買い物のメモを作成する。買いすぎや、買い忘れを防ぐことができて効率的。
●スーパーは2つに絞る!
何軒も回ると、労力や時間が取られ、いらない商品に無駄遣いしやすい。生鮮食品を買う店と、調味料を買う業務用スーパーの2か所に絞っている。
●食材は1つ100円ルール!
野菜は1パック100円、肉と魚は100gあたり100円の商品を選ぶと、金額を把握しやすく、7000円予算でも品数を多く購入できる。
●「感謝デー」「ポイントデー」を調べてから買い物する
外出前に割引やポイント増量の情報をチェックしておき、お得な買い物ができるように、賢く利用する。
(2)日用品のストックは1つまでに制限
台所用洗剤などの日用品は、値段が安くても、まとめ買いはしない。家に置くストックは1つまで。なぜなら、買い置きが多いと、無意識に使いすぎてしまうからだ。例えば、台所用洗剤のポンプを押すときに、1回で十分なので2~3回プッシュしないようにする。
反対に、ストックが1つしかなければ、大事に使おうと考える。家族で使いすぎを防止すれば、自然と節約になっていく。
(3)お弁当と水筒で平日はノーマネーデー
平日は、妻が作ったお弁当と水筒を会社に持参。そうすれば日中、お金を使わなくてすむ。この習慣化で、無駄遣いが減り、節約効果も高まる。
実行できた日は、カレンダーに印をつけて、節約へのモチベーションをアップさせる方法がおすすめ。「カフェなどで小金を使う“プチ贅沢”は、回数を重ねると大きな浪費になります。週に1回でもノーマネーデーをつくってみては」