値下げ交渉する人のキモチ

 出品者に嫌われているものの、値下げ交渉をする人はメルカリにおいて非常に多い。値下げを交渉する購入者側の意見は……。

フリマアプリで出品も購入もしますが、自分は値下げ交渉しますね。自分は今20代前半ですが、10代、20代といった若い人は、別に悪いことをしているわけじゃないからまったく気にしていないんじゃないですかね。

 自分が出品者であっても、“売れないよりも、少し値下げして早く売れるならいいかな”って感じでムカついたりもしないです。同じ出品物を探してそれより500円くらいなら下げてもいいかなって感じで値引きしてます」(購入者側、以下同)

 ただ、“人”は見るという。

交渉してきた人のアカウントを見て、購入者としての評価が悪かったり、コメントの対応悪ければ相手にしないです。常識がない人は突っぱねる。

 値下げ交渉してくる人って、その後のやりとりも面倒になる“悪いユーザー”が多いんですよね……。支払いまで時間がかかったり、結局支払わなかったり。商品を受け取っているのに“受取連絡”が遅かったり、しなかったり。受取連絡してもらえないと出品者への入金が遅くなったり、面倒なのに」

“転売”を仕事としている人にしてみれば、値下げは死活問題につながる。

「自分は仕事じゃないので値下げしてもいいやと思ってやってます。仕事として商品を仕入れて売っているなら、“仕入れ代”があるわけなので話は別。

 自分で使っていた中古の私物を売るなら多少の値下げは気にしないです。服であれば、秋冬物を買う資金を作るために春夏物を売るみたいなサイクルもあるので、基本“売れるならOK”というスタンスです