共同経営者であるユーチューバー・ヒカルによる味への酷評と事業からの撤退、それに伴うオープンの延期、自身の資金難、堀江貴文氏による「撤退すべき」という苦言……。オープン前から揉めに揉め、ディスられにディスられた。オープン後も「有名人、インフルエンサーばかり優遇している」と非難されるなど、常に店には波乱が巻き起こっていた。
「“翌日の予約も簡単に取れる状態”などという適当な記事が最近出ていましたが、現在も予約でいっぱいですよ。時間帯によっては予約開始から数分で埋まったりするほどの人気ぶりです。焼肉ではなく、すき焼きコースや肉割烹コースは比較的予約が取れますが、焼肉は毎月末の予約スタートからすぐいっぱいになっています」(グルメ誌編集者)
『牛宮城』はオープンから半年が過ぎている。堀江氏はオープン当初は話題性で人気になるとしつつ、「問題は半年後とかにリピートで埋められるかどうか」と指摘していた。
「確かにオープン直後は有名人やインフルエンサー優先、あとは関係者、“お金持ち”のお友達などばかりという客層でしたが、今はいわゆる“一般人”のお客さんも多いですよ。最近はグルメサイトで渋谷区の焼肉店ランキング1位にもなりました」(同・グルメ誌編集者)
堀江氏の危惧は、杞憂に終わったのか。
「人気はあり、客足も良いようですが、原価率が高く、儲け自体はそれほど多くないようです。そのため一度値上げも実施しました。話題性だけでない人気店となった今、宮迫さんはビジネスを拡大しようとしています」(芸能プロ関係者)
宮迫がプレゼンしたビジネス展開
10月2日、宮迫はYouTubeに出演。しかし出たのは自身のチャンネルではない。社長たちにビジネスプランをプレゼン、気に入られたら出資してもらえる、2000年代初頭に放送され人気番組となった『マネーの虎』(日本テレビ系)。あの番組の出演者であった“虎”である社長が運営するYouTubeチャンネル『令和の虎』は、『マネーの虎』と同様のフォーマットのYouTube番組だが、それに宮迫が出演したのだ。
「宮迫さんは牛宮城で扱う牛肉を使った料理が食べられるキッチンカーのビジネスをプレゼン。希望額を大きく上回る2200万円の資金調達を達成しました。2500円というなかなかの高額な牛肉弁当や和牛餃子を販売するようです。牛肉弁当はロケ弁として芸能界でも屈指の人気を誇る『叙々苑』のものより美味しいそうですが、どうなんでしょうね(苦笑)」(スポーツ紙記者)