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ー “鉄道系YouTuber”のスーツ氏の緊急動画

 テレビ朝日の報道が、またしても炎上を呼んでいる。

 事の発端は、2022年11月3日と同月6日に行われた、JR東日本の特急「とき」のリバイバル運行だ。2日間限定の復活運転に多くの鉄道ファンが集まり、その様子が「テレビ朝日」によって報じられた。

 問題となったのは、この特急「とき」に乗っていたという一般客が撮影した映像だ。車窓から外の景色を撮影していたそうだが、その最中に線路わきでカメラを構える“撮り鉄”たちの姿が映りこんでいる。

 11月7日の『ANN NEWS』では「線路に身を乗り出さんばかりにカメラを構えた人」や、「(線路敷地内に)三脚を置いて撮影している人」などを例に“迷惑撮り鉄”として取り上げた。さらに同ニュース内では、専門家として登場した弁護士の「これらの行為が刑事罰の対象になる可能性もある」という指摘コメントも報じられた。

“鉄道系YouTuber”のスーツ氏の緊急動画

 この報道に対して、“鉄道系YouTuber”のスーツ氏が緊急で動画を投稿。『テレビ朝日は印象操作をやめろ!』というタイトルで、報道された“撮り鉄”たちの行為について解説をおこなった。線路敷地の境界線より“外”でカメラを構えているにも関わらず、「この人たちが何か罪に問われる可能性があるみたいな、的外れな報道をしてるのは良くないんじゃないかなという気がしている」と言及。

 スーツ氏の投稿した動画は投稿から1日で30万回以上視聴されており、1400件近くのコメントが寄せられた。
 
 ネット上では、このニュースに対して「偏向報道だ」という批判が集まっている。

「JRの敷地に不法侵入したわけでもないのに、悪者のように報道されてるのは意味が分からない。しかも、鉄道に詳しくない世間一般の視聴者だったら境界線とか分からないから簡単に騙せるんだよね」

「またいつもの印象操作?撮り鉄相手だとスポンサーいないから好き勝手叩けると思ってるんだろうけど、悪いことしてない鉄道ファンが叩かれるより自分の局の視聴率のほうが大切なんですね」

「放送局の方がいつも勝手に敷地内で撮ってるじゃん…。そもそもこの動画もTV局の仕込みなんじゃないの?」

 といった「やらせ疑惑」まで浮上している様子だ。

 今回の報道に限らずに言うと、一部の悪質な“撮り鉄”達もいることはスーツ氏も認めている。上記の動画内でも、報道された“撮り鉄”達の行動について「別に問題は全くなかったとは言いませんよ」と話したうえで、「一部の撮り鉄が悪いのであって、撮り鉄みんなが悪いわけじゃありません」と締めくくっていた。

 なお11月8日の時点で「テレ朝news」上の動画やYahoo!ニュースは削除されているものの、謝罪のコメントは発表されていない。

 先の“電通への謝罪”報道から、炎上続きのテレビ朝日。自身の影響力を自覚したうえで、今後は正しい情報を視聴者に届けてくれることを願うばかりだ。