7位には、「ありえない面白おかしい話が多くたくさん笑えたから」(神奈川県・49)、「小さいころ、グッズをたくさん持っていた」(福島県・45)という声が多かったトップ10唯一のギャグアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』('81〜'86年)が名を連ねる。

やっぱり“王道”は強い

 鷹鳥屋さんは、もう一度見たいと思わせるアニメには、次の共通点があるのではないかと話す。

わかりやすい王道的なストーリー、主題歌、カップリング、グッズ展開……こうした要素を持つ作品は盤石。すべての要素を満たしているセーラームーンが断トツで強いのも納得です(笑)

 ちなみに、版権やIP(知的財産)に明るい鷹鳥屋さんに、「そもそもアニメのリメイクは難しいことなのか?」と聞くと─。

「原作の先生次第です。先生がNOと言えば、リメイクはできないでしょう。リメイクする場合も、口を挟む先生もいれば、お任せしますではないけどノータッチの先生もいます」

【復活希望! もう一度見たい昭和平成アニメTOP10】

〈1位〉『美少女戦士セーラームーン』('92〜'97年)/77票
〈2位〉『キャンディ・キャンディ』('76〜'79年)/45票
〈3位〉『SLAM DUNK』('93〜'96年)/33票
〈4位〉『アルプスの少女ハイジ』('74年)/31票
〈5位〉『タッチ』('85〜'87年)/30票
〈6位〉『ベルサイユのばら』('79〜'80年)/26票
〈7位〉『Dr.スランプ アラレちゃん』('81〜'86年)/24票
〈8位〉『シティーハンター』('87〜'88年ほか)/23票
〈9位〉『幽遊白書』('92〜'95年)/19票
〈10位〉『ひみつのアッコちゃん』('69〜'70年ほか)/18票