「私たちのほうではどうしようもできません」
――マツコさんが「もう二度とレインボーブリッジは渡らない」と発言していたが。
「それはマツコがいつも言っているジョークです。今回の『アウト×デラックス年末復活SP』の収録では、“またフジテレビのみんなと会えた”と喜んでいたんですよ。フジテレビの港浩一社長もマツコに会いに来てくれましたし」
――『アウト×デラックス』のレギュラー放送が終了した理由は?
「マツコの意思で終わらせたわけではありません。忙しくて手が回らなくなり始めていた時期ではありましたが、最終的にはフジテレビの判断で終了が決定したので、私たちのほうではどうしようもできません」
――さんまさんと共演していたフジテレビの『ホンマでっか!?TV』は卒業して、2021年からTBSで『週刊さんまとマツコ』をスタートして再びさんまさんとタッグを組んだのは、マツコさんがフジテレビを嫌いだからではない?
「当時はスケジュール的にキツくて、出演し続けるのが難しくなっていた状況で。番組もひな壇として出演していたマツコがいなくても成り立つようになったため、卒業させていただきました。『ホンマでっか!?』に関してはひな壇の1人でしたから、さんまさんとのタッグという感じではなかったです」
――マツコさんはよく引退をほのめかすような発言しています。
「本人はテレビが好きだし、これからもやっていきますよ。引退するとは言っていませんし。ただ、年齢的に“無理にやらなくていい”とは、前から伝えています。もう50歳ですし、マツコ自身も無理してやるタイプではないですから」
――しばらく引退はしない?
「『アウト×デラックス』は終了しましたが、実際にはそんなに仕事が減ったわけではないんです。ああいう体形ですし、体調面は心配ですが、体力はまだあるし、要望があればこれからも出ると思います。いつかは引退の日が来るのでしょうが、まだ、そのつもりはないですね」
とのこと。『M-1グランプリ』では“人を傷つける漫才”とも称されるウエストランドが優勝するなど、辛口タレントの需要が再び増えているだけに、マツコ流の毒舌トークもしばらくは楽しめそうだ。