ドバイではパトカーがフェラーリなど高級車

上から見るとパームツリーの形をしている人工島「パーム・ジュメイラ」。葉のような部分にはプライベートビーチ付きのヴィラや一軒家が建ち並ぶ
上から見るとパームツリーの形をしている人工島「パーム・ジュメイラ」。葉のような部分にはプライベートビーチ付きのヴィラや一軒家が建ち並ぶ
【写真】華やかな生活がうかがえるMALIA.の自宅

「ドバイに住むにはそれなりにお金はかかると思います。周りにもお金持ちは多く、ビックリすることは日常茶飯事。パーム・ジュメイラの先端のほうにある一軒家なんかは、数億から数十億円ともいいますし。

 自宅でトラやライオンを飼っている人がいたり、街中でもハイヤーの車種がレクサスやアウディだったり、極めつけはパトカーがフェラーリやランボルギーニだったり(笑)。超高級車があらゆるところに“路駐”しているんです

 ドバイに住むなら知っておきたいのが医療保険について。ドバイでは、病院によっては医療保険に加入していないと診療を拒否される場合があるというのだ。

「いろいろな医療保険がありますが、うちの場合、長男はすでに独立しているので家族4人で月に20万円くらい医療保険を払っています。以前、息子が骨折して救急で病院に行った時も、病院が保険会社に連絡して、治療の許可が下りるまで3時間くらい待たされたんです。医療保険は高額になっても、安心を買うためにはしょうがないですね。でもやっぱり一番はなるべく病気をしないこと。とにかく健康であることが大事ですね」

 ドバイにきてよかったことは、ストレスが減ったことだという。

多国籍なこともあって、人がみんなやさしいんです。治安もとてもいいし、街はどこも清潔できれい。ラマダン中でも開いているカフェなども少しずつ増えてきて、12年前より規制も緩くなってきています。

 雨は年に2~3回しか降らないので、毎日青天で住み心地がよく、ストレス知らず。できれば、まだしばらくはドバイに住み続けたいです

倉沢淳美さん
1967年生まれ。テレビ朝日の『欽ちゃんのどこまでやるの』でデビュー。「わらべ」として『めだかの兄弟』『もしも明日が…』が大ヒット。その後、ソロ歌手、女優として活躍。オーストラリア人の夫と結婚し渡豪し、2011年よりドバイ在住。2男1女の母。