ますます喫煙者が肩身の狭い思いをしている世の中だけに、ネット上では、
《正論。 タバコを吸う寿司職人なんて絶対あかん。 ヤニ臭い白身なんて食べたくない》
《寿司屋に限らず料理人がタバコ吸うのは感心しないね 今のご時世、料理がタバコ臭かったら店は終わりやと思うよ》
ジュニアの主張に賛同する声が多く、寿司職人だけでなく、料理に直接関わる側がタバコを吸うことに嫌悪感を感じるようだ。一方で、
《寿司職人は、仕事中ほぼ手を洗っている仕事だから、タバコが何ちゃらの話しは、気持ちの問題》
《誰か検証して欲しい。 タバコ吸ってる人が握った寿司と、そうでない人が握った寿司》
あくまでも“仕事中はタバコを吸っていない”“寿司を握る時は手を洗っている”と、ジュニアが気にしすぎているとの声も。さらに、そもそも「うまい寿司」を握るのに、“喫煙者と非喫煙者に差があるのか”との指摘も見受けられた。
愛煙家は寿司職人だけではない
多くの飲食店を取材する、グルメ情報サイトに寄稿するグルメライターは「もちろん、料理人がタバコを吸ってはいけない決まりなどありません」と前置きしつつ、
「寿司職人だけでなく、日本料理の板前さんやホテルシェフだったりと料理人にも愛煙家はいらっしゃいます。特に中高年者が多い印象ではありますが、休憩中にいっぷくもするでしょうし、お客さんに料理を出した後に堂々とタバコを吸う個人店もありました(苦笑)」
それでも禁煙、嫌煙ブームによって客側から敬遠されて閉店する飲食店も少なくなく、SNSで“口コミ”が広まりやすい昨今、客に不快感を与えないようタバコをやめる、また細心の注意を払う料理人も増えているという。
では、実際に喫煙者と非喫煙者が握る寿司に、味の違いはあるのだろうか。