「申し訳ないんですけど堀江節としか言いようがない」
実は騒動中の‘20年10月8日、川端さんと齊藤議員は週刊女性PRIME記者の仲介で、秘密の会談が行われていた。どうにかして和解することはできないか──話し合いは『四一餃子』の店内でなされた。
「うちの店で、約1時間。事件の早期解決を願っての対談でした。齊藤さんはマスクを着用していて、喋り方も丁寧で紳士的でした」
ところが、和解には至らなかった。以下、対談の一部を紹介する。ふたりはマスク着用をめぐってトラブルが起きた当日のことについて振り返る。
川端「(私が)『堀江さん?』と尋ねたら『今堀江は関係ないだろ』と怒鳴ったのは?」
齊藤「あれは彼の琴線で、いっつもあれなんですよ」
堀江氏はSNSで〈私が怒鳴ったことにされて、悪者にされた〉と主張していたが、当のマネージャーが怒鳴った事実を認めた。さらに、
川端「コロナ脳狂ってる、あんなこと普通言いませんよね」
齊藤「あれは、もう申し訳ないんですけど堀江節としか言いようがないんです」
川端「(言い争いのときに堀江氏が)スマホを向けてきたことは?」
齊藤「堀江がああいうところで動画を撮るとか一切興味のない人なんで」
川端「ああいうことをされると妻としては、不審者ですよね」
齊藤「人それぞれ見方っていうのがありますからね」
このとき、川端さんの妻は唐突にスマホを向けられて恐怖を感じ、今もトラウマになっているという。
川端「そういう状況で、口も丁寧でなく、妻としては威圧感もあって怖かった」
齊藤「はいはい、もちろんね、表れていたと思います」
川端「僕からしたら堀江さんが(投稿を)消して、みんなに(バッシングを)止めようぜと言ったら一番効くと思うんですけど」
齊藤「そこはもう本人の自由。僕は堀江とそういう関係じゃないから、持って帰って(堀江氏に)お話することはない」
川端「齊藤さん、何をされたいんですか?」
齊藤「あのとき思っていたことを説明したいなと、ただただそれだけでしたね。あとは奥さんが早く元気になられて、少しでも早く再開できたら僕的には嬉しい。逆にそれで有名になって、お客さんがたくさん来てくれるようになったよと、良い結果になればなおさら良いし」
そして最後には、
齊藤「いつか餃子でもいただけたらと。せっかくできたご縁なんで、いつでも365日、24時間連絡ください」
そうして問題は解決しないまま、会談は終了した。
ところがその約一ヶ月後。齊藤議員はユーチューブ上で、
「堀江の方が普通に会話をしていたのに、(川端さんが)すごい形相でケンカ腰できた。それを隠して、ウソが入っているのは違うと思います」
と対談のときと真逆の主張を繰り広げていた。さらにその後、川端さんは驚くべき事実を知ることになる。