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ー チケット代の値上げに相次ぐグッズ販売

 ‘18年9月16日に引退した安室奈美恵さんのレガシーイベント『WE(はぁと)NAMIE HANABI SHOW』(主催・同実行委員会)の開催が、今年でラストになることが発表された。

引退した翌年は実際に会場で花火が打ち上げられたものの、‘20年と‘21年はコロナ禍のためオンラインでの開催になりました。昨年は3年ぶりに現地で開催予定だったものの、当初予定していた9月は台風のため上映会のみの実施に。12月に延期になったものの、こちらも強風で中止になってしまいました」(スポーツ紙記者)

チケット代の値上げに相次ぐグッズ販売

 昨年2度も延期になったためか、ファンからはこんな声も。

昨年の花火ショーのチケット代は税込で5500円だったのですが、今年は税抜き7500円。システム利用料を含めると9130円の支払いと大幅にアップしているんです。‘19年に開催された時もチケット代は7500円でしたが、その時は税込みだったので今年がいちばん高いんですよね……。去年は中止のためチケット代が返金されたので、少しでも売上げを増やしたいのでは? と一部ファンの間で言われています」(ファンの女性)

 地元・沖縄では安室さんのグッズ販売も相次いでいる。

「花火ショーに合わせて昨年9月には県内のセブンイレブンで安室奈美恵さん公認キャラクター『エミーナ』のTシャツとハンカチタオルが発売。延期になった12月にもデザイン違いで再度Tシャツとハンカチタオルが販売されたんです。公認キャラクターのグッズは‘20年に初めて販売されたのですが、観光客が寄らないような店舗ではずっと在庫が残っていた状態だったので、毎年のように発売されるのが不思議ですね」(沖縄在住ライター)

 ラストとなる開催になるため話題性は抜群ながら、花火ショーのチケットはまだ購入できる状態だ。

花火ショーが行われる9月は台風シーズンのため、地元では“また中止になるんじゃない?”と様子見状態の人が多いんです。地元の大スターとあって、熱心なファン以外からも“ラストなら今年は行こうかな”という声もよく聞くので満席になるのは間違いないと思いますが、地元住民からもチケット代の高さに対して不満の声が出ていますね」(同・沖縄在住ライター)

 チケット代の値上がりについてWE LOVE NAMIE HANABI SHOW 運営事務局について問い合わせたが、

「誠に申し訳ございませんが、 個別の内容については、お答えしかねます」

 とのことだった。

 地元の新聞では「5年間のありがとう」をテーマに広告が掲載されたほか、花火ショーを盛り上げるべく、地元のテレビ・ラジオでは安室さんの曲が流れる機会が増加しているという。

「花火ショーは安室さんが“私が引退した後も沖縄に貢献できるように”と5年間限定で開催を決めたと発表されていますが、安室さん不在のビジネスを快く思っていないファンも少なくなかったですね。だから今年で終わりと聞いてホッとしています」(前出・ファンの女性)

 有終の美を飾るためにも、今年は天候に恵まれてほしいものだ。