あにかさんの“1000万円貯金”節約術10
【家計簿】やめました
ゲーム感覚でラクラクの月イチ集計。
細かく記帳する家計簿は続かず、数か月で断念。現在、毎月の家計管理はパソコンソフトのエクセルを活用して収支表を作成している。項目は「予算」と「支出額」だけ。
「月初めか月末にまとめて集計して、過不足を確認するだけです。面倒じゃないし、ゲーム感覚でできるのでおすすめ!」
【夫の小遣いの削減】やめました
制限だけじゃ無意味!
節約を始めた当初、あにかさんは夫のお小遣いを減らしたが、その分クレジットカードを使って隠れて買い物をするように。
「5万円の利用明細が届いたこともありました。制限された反動でたくさん買い物をしたくなったみたいで(笑)。夫婦の雰囲気も険悪になったので、これでは意味がないとお小遣いの額は元に戻しました」
【買い物前の献立決め】やめました
特売品を見てからメニュー決め。
食品の価格は日によって変わるため、決めた献立に合わせて食材を買おうとすると、高くてもムリして買ってしまい、節約ができなくなる。
1週間のメニューを「魚3、肉2、丼1、麺1」など、だいたいのイメージだけをつけて、特売品を見てから決めるのも節約のコツ♪
【毎日の自炊】やめました
自炊はゆるめにたまには冷食も♪
節約=自炊というイメージだが、あにかさんは自炊にこだわらない。作り置きはもちろん、ときには冷凍食品、レトルト食品に頼るのもOK。
「毎日自炊をするほうが出費は抑えられるかもしれないけど、それはしんどい。自分の労働力を無料だと思うと節約が続きませんよ!」
【新電力】やめました
生活スタイルに合わなかったプラン。
電気代を見直し、シミュレーションをしたうえで電力会社を乗り換えた。ところがオール電化に適したプランではなかったため、電気代が2倍近くになってしまい、慌てて元に戻したという失敗も。
「新電力は値上げ幅が大きいので、電気代高騰が続く今は特に注意して」
【過度な節電】やめました
「光熱費の削減でいちばん初めにやったことは、とにかくガマンすること。クーラーや暖房はできるだけつけないようにしましたが、夫婦共にイライラがたまりまくって夫婦ゲンカが多発しました(笑)」
現在はガマンするのではなく、エアコンの使い方を工夫しているという。「自動運転に設定したり、冬は洗濯物を部屋で干して湿度を上げたり。ガマンしていたころよりも格段に効果があります!」
【外食の回数減】やめました
回数は減らさず「ディナーではなくランチ」「居酒屋ではなくファミレス」など単価を減らして解決。外食を減らすとストレスがたまるので注意!
【100円の靴下】やめました
安いからと100均の靴下を買っていたが、作りがザツですぐ破れる。
「長い目でみると損でした。3足1000円の靴下がお安くて丈夫なので今のお気に入り」
【旅行のガマン】やめました
大好きな旅行をやめると「なんのためにしんどい思いをしているの?」と節約の士気が低下。ポイ活で貯めたマイルだけでグアム旅行をしたことも!
【スーパーのはしご】やめました
安いものを求めてはしごをすると体力・時間、さらにガソリン代もムダになるので、食品は週イチ、日用品は月イチのペースでまとめ買いに変更。
(取材・文/相原郁美)