イチローを「完全スルー」
3月のWBCでは、大谷ら侍戦士たちを見事世界一に導いた栗山氏。今季好成績を残している大谷について、試合前には「(WBCで)すごく負担をかけてしまった。どうなるのかと思っていた部分があるけど、まったくそれを感じさせない」「翔平がすごく楽しそうな笑顔を見るのは、一番うれしい時間でもあります」と、愛弟子の活躍に目を細めた。
試合後にも「ホームランが見たいとか、そういうのもちろんあるんですけど、オールスターというすごいところに行って、自分らしく落ち着いて野球やってる雰囲気が、すごくよかった。“ここは自分の場所なんだ”って感じになってきたのはよかったですね」と、さながら“親心”のような温かいコメントを送ったが、一部ではある“違和感”が指摘されているという。
「会場がシアトルということで、番組ではかつてマリナーズで活躍したレジェンド、イチローさんの話題が何度も上がりました。ところが、栗山さんは相槌を打つように返事するだけで、“特別解説”なのに特にコメントすることがなく……。オールスターで過去にホームランを記録した日本人はイチローさんただ1人なのですが、そのときはランニングホームランだったので、大谷選手にはスタンド入りのホームランを期待したい、という話題になっても“そうですね”と言うだけ。徹底してコメントを避けているような姿勢が一部の野球ファンの間で話題となっています」(スポーツライター)
そんな姿勢が特に目立ったシーンが。
「現地解説を務めた2人はユニフォームを着ていて、古田さんは大谷選手のユニフォーム、松坂さんはイチローさんのユニフォームに身を包んでいました。シアトルということで着用していたのでしょうが、それを振られた栗山さんは、苦笑いするだけでこの際もコメントなし。流れ的にも、さすがに見ていて違和感がありましたね」(スポーツライタ―)