7月14日、BTSのジョングクが初のソロシングル『Seven』をリリースした。
「世界同時公開とともに、日本ではオリコンのデジタルシングル1位にランクイン。アメリカをはじめとする世界のチャートでも1位を記録しています。YouTubeで配信されたミュージックビデオは、公開10時間で2100万回再生されるなど、勢いは止まりません」(音楽ライター)
リリースに先駆け、各所ではビジョン広告が放映された。
「広告料金が世界でいちばん高いと言われるニューヨークのタイムズスクエアでも放映されて話題となりました。日本では、新宿駅前と渋谷のタワーレコード前の電光掲示板で放映されているようです」
そのビジョン広告をひと目見ようとファンが駆けつけたようだが“待てど暮らせど流れない”といった声が。
「リリース翌日に、新宿のビジョン広告を見に行ったのですが、1時間待っても流れなかったんです。同じファンの友達から聞いたんですけど、人が集まり過ぎちゃって混雑することを回避するために急きょ中止されたみたい」(ファンの女性)
広告の放映が中止されるほどの混雑とはいかほどのものか。実際に渋谷のビジョン広告を見に行ってみると、BTSのグッズを持った女性が2組いるだけだった。聞くと、やはりビジョン広告を見に来たという。
「新宿での放映が中止になったという話を聞いて、渋谷にやって来ました。毎時間5分と35分に10秒ほどの静止画が流れると聞いています。でも、今のところ30分待っても流れていません。渋谷の放映も中止になっちゃったのかも」(別のファンの女性、以下同)
結局、ビジョン広告の放映は確認できなかったが、こんな情報も。
「渋谷のいたるところにポスターの掲載が始まっています。私はセンター街と宮下パークの入り口で見つけました。ビジョン広告と違って、放映されるまで待たなくていいのでありがたいです」
ビジョン広告の放映中止について、電光掲示板の運営会社に問い合わせてみたが、返答はなかった。
ある広告代理店関係者にウラ事情を聞いてみると……。
「ビジョン広告は、枠を期間で買い付けるので、途中で打ち切るケースはなかなかありません。さらに、ビジョンで放映しなくなった直後にポスターの掲載が始まっていますから、もともとそのような広告プランだったことも想定できます」
大人の事情でファンもてんやわんやだが、それも“推し活”の魅力?