「千鳥足だったのは、容疑者が自暴自棄になって大量に酒でもあおったんやろうか……」(冒頭の近隣住民)
容疑者が宇治市にある築50年の一戸建て賃貸住宅に単身で引っ越してきたのは、1年ほど前。
「自宅兼会社の自営業で、電気設備を行う仕事を請け負っていた。従業員も2人ほどいて、主にエアコンの取り付けなどをしていた。看板は掲げず電話帳やネットに掲載するだけで、電気店の下請けでもないのに、よくやっていたと思う」(近所の電気店)
早朝から夜遅くまで、真面目に働く様子も目撃されていた容疑者。
容疑者の人柄について、「きちんと挨拶する人」と話すのは近所の主婦。
「決してヤンチャとか、ヤンキーやないよ。でも、無口なのか、近所づきあいもほとんどしてないわ。一戸建てやから町内会への入会を薦めたんやけど、入らへんかった。まあ、ここらは年寄りばかりで、年齢が離れとるからやろうけど」
男児の泣き叫ぶ声は一度も聞いたことない
容疑者宅前の路上には、交際相手の軽自動車が頻繁に停まっていたという。
「近所では、夫婦で一緒に住んどると思うてた人もいるぐらい通っていた。ときどきは男児も来とって、夜になると、はしゃぐ笑い声が聞こえとった。泣き叫ぶ声なんて、一度も聞いたことはないわ」(同・主婦)
事件から3日経った8月2日、規制線が張られた容疑者の自宅から、容疑者の交際相手の女性とその母親、弁護人らしき男性の3人が出てくる姿が見られた。『週刊女性PRIME』が取材を申し込むも、
「申し訳ありませんが……」
と言い残して立ち去ってしまった。
交際相手の女性が胸に抱きかかえていたのは、生後間もない乳児だった。おそらくは、容疑者との間に誕生した新しい命。容疑者は複雑な思いに苛まれていることだろう……。