8月4日、一粒万倍日と天赦日と大安が重なった“最強の開運日”に、多くの芸能人が結婚や妊娠を発表。一通り報告は終わったか、と思われた午後11時11分に、話題を一気にさらったのが羽生結弦の結婚だった。
供給に需要が追いついていない
「羽生さんはSNSで直筆の署名入り文章を投稿。お相手の素性や出会いの経緯はいっさい明かさず、スケートに賭ける覚悟やファンへの感謝を述べるに留まりました。そのため、SNS上では“誰が結婚相手なのか”という予想で持ちきりです」(スポーツ紙記者、以下同)
同僚スケーターや近しいスタッフの間でも、結婚は寝耳に水だった、と言われており、誰もが驚いたこのニュース。そして、一部の羽生のファンにとってはこれ以上ないほどの凶報だった。
「SNSでは“羽生ロス”を訴える人が続出しました。もともと恋愛にまつわる噂がなかったため、羽生さんを王子様や恋人のように応援している女性ファンも多かったんです。予想だにしていなかったからか、まるで失恋したかのようにファンは嘆いていますよ」
・頭から離れず眠れない
・仕事も家事も何も手につかない
・食欲が湧かない
などと、生活に支障をきたしているという声が多数寄せられるなか、こんな反応も。
「これまで“羽生グッズ”を集めていたファンが、次々と手放す動きに出ているんです。もともと“羽生売れ”と呼ばれるほど関連グッズの売り上げは大きく、'22年7月にプロ転向してからの1年間で、経済効果は約200億円に上るという試算もあったほど。結婚報告のショックや、気持ちの整理をしたいというファンの心情もわからなくはないですが……」
大手フリマサイト『メルカリ』を覗いてみると、確かに羽生関連のグッズを手放すファンは多い。
結婚発表後に出品された商品を見てみると、
・写真集
・限定のコラボ時計
・直筆サイン
・非売品のノベルティグッズ
などと、ファンであれば手元に置いておきたい貴重な品々が。高額で売りに出されているものもあり、数年間分の新聞や雑誌、広告の切り抜きに60万円以上の値がつけられているケースも。
「出品数はどんどん増えるばかりで、供給に需要が追いついていないからか、それとも一刻も早く手放したいという思いからか、“プレミア化”している商品は非常に少ないように思えます。結婚発表前であれば、それなりの価格で取引されていたのでしょうが……。完全にデフレ状態です」
“叩き売り”したファンが、時間が経って後悔する、なんてことはないよね?