31日、ついに世界的人気漫画『ワンピース』(集英社)の実写化がNetflixで16時に配信開始された。
本作は、漫画家・尾田栄一郎氏による海洋冒険ロマンで、『週刊少年ジャンプ』で1997年から連載を続けており、今も人気作として漫画界を牽引している。全世界累計発行部数が5億部を超えギネス世界記録を更新し、その勢いは留まることをしらない。アニメや映画、ゲームや考察本まで関連するものは数えきれない。そんな人気作がついに実写化され、その再現度には注目が集まっていた。
世界が注目する『ワンピース』の実写化、そのクオリティーは?
16時にNetflixでワンピースの再生を試みるも、再生がなかなか始まらない。
《配信のワンピース実写見ようと思ったらエラーで検索すらできないんだけどアクセス集中しちゃってるのか?》【『X』(旧ツイッターより)】
と、なかなか再生が始まらなかった人は他にもいたようだ。人気作の実写化だけにアクセスが集中していることも伺える。
実写化に伴い、主人公であるモンキー・D・ルフィやロロノア・ゾロ、バギーやアルビダにいたる登場人物まで日本語吹き替えは、アニメと同じ声優が務めるというこだわりよう。
配信が始まるとSNS上では、
《実写版ワンピース1話観た!これは期待できるな 尺の都合上色々端折られてるけど全然許容範囲》
《実写ワンピース……いい!!!! 原作リスペクトしながらも、それに依存せずにちゃんと独自の世界観とキャラクター作ってるぅ!》
《ワンピース実写版見始めたけど、想像の5倍くらいおもろくてびっくりしてる》
と、高評価な意見もあれば、
《実写ワンピース、世界観とかキャラはいいけど、ストーリーは原作の部分いろいろはしょってて微妙かも……》
《実写ワンピース、結構グロいな》
《実写ワンピース普通にグロいぞw 脳髄ぶち撒けてるし、普通に人が真っ二つになる》
と、実写に伴う描写に戸惑う声も見受けられた。とはいえ、実現不可能と思われていた“悪魔の実”による特殊能力や漫画特有の必殺技の再現度は高い。
「今作にかける尾田栄一郎氏の思い入れは強く、エグゼクティブ・プロデューサーを務めてます。それはイラスト付きコメントレターからも伺えますね」(映画配給会社関係者)
尾田氏はコメントレターにこう綴っている。
《僕の寿命を計算してもONE PIECEが世界に向けて大きく踏み出せるチャンスはこれが最後だと思います。やるからには自分の現役中に監修したい!という思いで2016年に着工しました ONE PIECE 実写版号!恐ろしい額の製作費も投入して貰ってます。
2023年の公開と発表されたけど、僕が納得できなかったら公開を延期すると約束してくれてます。各国全製作陣、全キャストが作品への愛に満ちてます!!燃えてます!でも、力みすぎず、楽しい作品に!!》(一部抜粋)
6年越しのアツい『ワンピース』に、今夜はネットフリックス漬けになる人も多いのでは?