スキンケアの基本をおさらい!
意外と見落としがち!
北條先生が提唱するスキンケアのルールを伝授! 毎日のケアを見直して、ゆらぎやすい秋の肌を健やかに整えましょう。
洗顔時の洗浄料は最小限
例えばチューブタイプの洗顔料を大量に出せば、それだけ洗浄料を多く肌に与えることになり、刺激となる。クレンジングや洗顔料はできるだけ少量で。
クレンジングはさっぱりしたと感じたら洗いすぎなので、使用時間を短くしよう。洗顔料はしっかり泡立てて洗うこと。本当に調子が悪いときは30~35℃程度のぬるま湯ですすぐだけに。
肌に刺激を与えない
触れること自体が肌にとってはすでに刺激になる。スキンケア時は肌をこすったり、たたいたりせず、優しく触れるように。また、日常生活でも気がつくと顔を触っている人が結構いるので気をつけて。
自分に合った保湿をする
化粧水、乳液またはクリームなどのスキンケア用の化粧品は、自分の肌に合うかどうかをしっかり見極めて選ぼう。
「多くの人が化粧品ばかりに意識を向け、自身の肌を見ていないように感じます。どの化粧品を使うと、肌がどうなるか、どう感じるか。そのことに意識を向けるだけで肌状態が変わってくるはずです」
北條先生の愛用品
私は冬に粉がふいたりすることもあるのですが、「ウレパール」(医薬部外品)などの尿素クリームは保湿効果やかゆみ改善に優れているものの、使いづらいのが難点。
つい塗り忘れてしまうこともあるので、時間がかからず全身に塗れるスプレータイプの化粧水を愛用しています。
教えてくれるのは……北條元治先生●形成外科医・肌再生医療専門家。株式会社セルバンク代表。チャンネル登録者数21.3万人を超える@cellbank-TVにて、肌の再生医療について正しい知識を発信するYouTuberとしても活躍。
(取材・文/長江裕子 イラスト/鈴木七代)