北乃きいが吐露したコンプレックス
そんな北乃は以前自身の容姿におけるコンプレックスを吐露したことがある。それは、2012年4月12日に行われたドラマ『クレオパトラな女たち』(日本テレビ系)の制作発表会見でのこと。
「『クレオパトラな女たち』は、美容外科医と“美”を求め彷徨う女性たちを描くヒューマンコメディ。北乃きいさんは、リストカットをしてしまうほど自身の容姿に悩み整形手術をする看護師の役を演じていました。
作品中でも美容整形の賛否を問う内容が含まれていて、北乃さんは会見で、『どちらでもない。私も自分の顔は好きじゃないし、鼻も変だし耳もちっちゃい。色々コンプレックスはあります』と話し、自身のコンプレックスを告白していました」(芸能ライター)
2017年7月には大ヒット映画『銀魂』の番外編として制作されたオリジナルドラマ「銀魂-ミツバ篇-」(dTV)のミツバ役を演じた際、“キャラに合ってない”と批判されたことも。
「ミツバ篇は原作ファンに人気の感動エピソードですが、ミツバは原作では肺の病気で亡くなってしまう、病弱でやせ細ったキャラクター。2017年時点では容姿について触れられることは少なかったのですが、本作出演時に『全然病弱な感じが出てない』『キャスティング間違ってる』『もっと役作りちゃんとしてほしい』と批判の声が上がった」(同・芸能ライター)
その後、前述した通り、2018年からメディア露出が激減。そんな中、北乃は今年テレビドラマや映画の現場に再び戻ってきたわけで、苦い経験を生かしてビジュアルも含む徹底した役作りを心がけているのだろう。それがネットで毎度「また感じ変わった?」の声があがってしまう理由なのかもしれない。
真相は本人のみぞ知るが、北乃きいがメディアに出るたびにネットで話題になっているのは事実。主演映画『おしょりん』のヒットの後押しになればよいのだが――。