そんな“感動モノ”を抑え、12票差の60票で3位にランクインしたのは『笑って年越し! THE 笑(ワラ)晦日』(日本テレビ系)。
『笑ってはいけない』の穴を新番組で埋めることはできるか
「笑って年越しを迎えたい」(大阪府 男性62歳)
「司会のナイナイと東野幸治さんとの絡みに期待」(広島県 女性46歳)
「とにかく笑える番組が見たい。心の底から笑いたい」(大阪府 女性43歳)
など、お笑いを求める人の期待値が大きい。しかし、日本テレビで大みそかのお笑い番組といえば、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけない』シリーズ。
'20年まで15年放送、'10年からは11年連続で大みそかの特番視聴率、民放首位をキープしてきた。今年は復活を期待されたが、結果として見送りに。そんなこともあってか、
「期待はしない。ただ、ゆるく、ダラダラと見ていられそう」(北海道 男性55歳)
などお笑いが見たいと言いつつも、辛口な意見もあった。
「笑う門には福来る」
この言葉のように『笑ってはいけない』の抜けた穴を新番組で埋めることはできるか、司会の東野&ナインティナインの双肩にかかっている。
昨年、一昨年と大みそか特番、視聴率民放トップの座についた『ザワつく! 大晦日』(テレビ朝日系)が104票で2位に。石原良純、長嶋一茂、高嶋ちさ子がメインを務めるトークバラエティー番組で、3人の言いたい放題のスタンスが人気だ。
「一茂のトンチンカンな発言を堪能したい」(埼玉県 女性55歳)
「毎週楽しみにしている番組で、大みそかならではのテーマで、3人のかけ合いに期待しています」(石川県 男性63歳)
「大人が落ち着いて見られる、自然と笑顔になれるような上品なユーモアのある番組だから」(東京都 女性58歳)
「いつもの番組内容も面白くて、特番ということでさらに期待できるから」(鹿児島県 男性61歳)
やはり、レギュラー番組での根強い人気が後押しをしているよう。ただ収録ということで、他局が生放送で勝負している中、ちょっと浮いた存在になっているという声も……。