りんごプラス○○、不調に合った食材選び

「りんごとさつまいもを電子レンジで加熱してはちみつをかける料理も定番。不溶性の食物繊維とオリゴ糖でさらに腸が整い、シナモンを振りかければ血行がよくなります」

 複数の食材を組み合わせれば飽きることなく、栄養の相乗効果も狙えて一石二鳥!

 吉野さんには、りんごを活用したお手軽メニューを提案してもらった。

「りんごは甘さと酸味のバランスがいいので塩、こしょうした肉とソテーしてもおいしいです。赤い皮は色みになるので、野菜感覚で使ってみてください」(吉野さん)

りんごにんじんジュース

 石原先生の朝の定番!

材料と【作り方】(作りやすい分量)

 にんじん2本、りんご1個をよく洗い、それぞれ小さく切る(どちらも皮はむかず、りんごは芯付きのまま)。すべての材料をジューサーにかける。*ミキサーやブレンダーで作ってもOK。

アップルミネストローネ

 野菜のうまみにさわやかなりんごがなじむ♪

アップルミネストローネ 撮影/矢島泰輔
アップルミネストローネ 撮影/矢島泰輔

材料と【作り方】(2人分)

(1)りんご1/2個は皮付きのまま4等分のくし形切りにしてから薄く切る。玉ねぎ1/4個、セロリ20gはみじん切りにする。

(2)鍋にオリーブオイル小さじ1を熱し、(1)の野菜を炒める。しんなりしたらカットトマト缶1カップ分、水1/2カップ、コンソメ顆粒小さじ1、塩少々を加え、ひと煮立ちさせる。

(3)ひよこ豆の水煮30g、(1)のりんごを加えて4~5分煮込む。

《POINT》ひよこ豆のタンパク質、セロリの不溶性食物繊維、トマトのリコピンも1杯でとれる