1位のどん兵衛の東・西・北を食べ比べてみた!

 どん兵衛天ぷらそばは、東日本・西日本・北海道のそれぞれのだしの味にこだわった商品を地域限定で販売しているので、3品を実食した。

「【東日本】は『本鰹と宗田鰹のWだし』で、鰹だしならではのしっかりとした骨格があり、だしとしょうゆの味が絶妙で、そばを味わうなら、これくらいしっかりメリハリがある濃いめのつゆが合う。

 【西日本】の『昆布と本鰹のWだし』はまろやかで、最後の一滴までやさしいだしの味を楽しめるが、甘みもあり、うどんのほうが合いそう。

 【北海道】は『利尻昆布と鰹節のWだし』で、東日本ほどとがりがなく、西日本と比べて甘さも気にならず、すっきりとした味わい。

 3品を比べて、そばと合わせたときに一番おいしく感じたのは東日本

松岡聖子さん●無印良品を運営する良品計画で商品開発を担当後に独立。現在は「OKASHIYAKarhu」のオーナー兼食品や飲食企業のアドバイザー・顧問を務める。
松岡聖子さん●無印良品を運営する良品計画で商品開発を担当後に独立。現在は「OKASHIYAKarhu」のオーナー兼食品や飲食企業のアドバイザー・顧問を務める。
【写真】食のプロが選んだ「カップそば」第1位に選ばれたのは
食べ比べをしたのは……松岡聖子さん●無印良品を運営する良品計画で商品開発を担当後に独立。現在は「OKASHIYA Karhu」のオーナー兼食品や飲食企業のアドバイザー・顧問を務める。

取材・文/草柳麻子