目次
Page 1
ー “活動休止宣言”の余波
Page 2
ー 記者会見のデメリット
Page 3
ー 島田紳助さんが引退したときは

 お笑いの重鎮がテレビから姿を消す─松本人志“性加害”疑惑は、芸能界に大波乱を巻き起こしている。

「発端は、2023年末発売の『週刊文春』です。2015年に松本さんから性行為を強要されたと告発する女性の証言を掲載。仲介した人物としてスピードワゴンの小沢一敬さんの名前が挙げられ、記者の直撃に対し、松本さんは全面否定していました」(スポーツ紙記者、以下同)

『週刊文春』発売日に松本が所属する吉本興業は事実関係を否定し、法的措置を示唆。

真偽を巡り対立する中で、告発女性が小沢さんに送ったとされる当時のLINE画像が流出。松本さんがその画像とともに《とうとう出たね。。。》というコメントを添えSNSで発信したことで、賛否の声も寄せられました」

“活動休止宣言”の余波

 年が明けて1月8日になると、衝撃の急展開が。吉本が松本の芸能活動休止を発表したのだ。

松本さんは自身が以前に出演していたフジテレビ系の『ワイドナショー』に改めて出演することを表明しましたが、協議の結果、取りやめに。1月10日発売の『週刊文春』は、たむらけんじさんパンクブーブーの黒瀬純さんが女性を松本さんに斡旋したとの証言を掲載し、騒動は拡大しています」

 突然の“活動休止宣言”で、テレビ業界は早急な対応を迫られている。

「松本さんのレギュラー番組は、相方の浜田雅功さんと一緒に出演するものも含め7本。収録済みのものは放送されますが『M-1グランプリ』審査員などの特番も多いので、松本さん不在の影響は大きいでしょうね」(テレビ誌ライター)

 松本は芸能活動を休止して文春との裁判に専念するという。法廷で争われると、どんな展開が予想されるのか。芸能トラブルに詳しい『レイ法律事務所』河西邦剛弁護士に聞いた。