【読者発】わたしの猫ぐすり
更年期障害で毎朝起き上がるのが苦痛な日々。ある朝、台所で洗い物をしていると、窓越しにある隣家の塀の上に猫が。赤茶けた黒猫でひげがヨレヨレで目つきも悪い。
その子が、なぜか毎日のように塀の上や庭に現れるように。おかげで、あんなに苦痛だった台所に立つのも、気が楽に。おい、ぶちゃいく猫ちゃん、生きてるか。頑張れよって、窓越しに呼びかけたりしてます。(新潟県・更年期ママ)
長いこと独身だった一人息子が結婚。送り出して寂しくなった私の心を慰めてくれたのが駐車場で拾ったキジネコのグリ。12歳で亡くなるまで日々、笑顔をくれました。写真は盛りつけたツナサラダのツナだけ盗むグリ。
普段はしたことがないので記念撮影し、きれいに残った野菜だけを息子と2人で食べたのはいい思い出です。(東京都・パリジェンヌ由美子)
就職したばかりのころの話です。ミスばかりして、帰り道はいつも気が重かったです。アパートに帰る道は繁華街を抜けるのですが、スナックの前にいつもボサボサの毛をした2匹の猫がいました。
ごはんの皿があって、誰が触ってもじっとしていました。私は触れなかったのですが、夕方その子を見ると何かほっとしたのを覚えています。(千葉県・いっしー)