1500万円貯金を叶えた! まるきさん流小銭も入るミニ財布で“予算内”を徹底

使える現金が瞬時に可視化され予算を堅持

 給料日に食費や日用品費といった“やりくり費”など1か月の必要額を全額引き出し、項目ごとに現金を仕分けして家計管理をするワーママインスタグラマーのまるきさん。

 使っているのは、小銭がしっかり入って取り出しやすく、カード類を入れる仕切りが充実しているミニ財布だが、「なるべく時間をかけずにやりくりをしたい人にこそ、小さな財布は役立つ!」と太鼓判を押す。

 大きなメリットは、手持ちの現金がわかりやすく、“予算内”が徹底できることだ。

「長財布を使っていたときは、レシートやポイントカードなどたくさん入ってしまうので、お財布を開いたときにあといくら残っているか瞬時にわかりませんでした。でも、財布が小さいと余計なものが入らないので、パッと開いた瞬間に把握できます。

 わが家は、週ごとに食費などの予算を決めていますが、早めに“使いすぎている”と気づいてセーブしやすくなりました」(まるきさん、以下同)

実は、3年前にキャッシュレス決済を取り入れるため、「財布が小さくなっても大丈夫だろう」と、ミニ財布に移行したまるきさん。現在は、週の予算(15000円)をキャッシュレス決済分と現金払い分に分けて家計管理し、1週間で使う現金のみをミニ財布に入れている。「使ってみると、持っているお金を可視化しやすいと実感。現金派こそ、ミニ財布は向いていると思います!」
実は、3年前にキャッシュレス決済を取り入れるため、「財布が小さくなっても大丈夫だろう」と、ミニ財布に移行したまるきさん。現在は、週の予算(15000円)をキャッシュレス決済分と現金払い分に分けて家計管理し、1週間で使う現金のみをミニ財布に入れている。「使ってみると、持っているお金を可視化しやすいと実感。現金派こそ、ミニ財布は向いていると思います!」
【写真】家計管理のプロ3人が使っているミニマム財布と、その中身

 支払時に四つ折りして入れたお札を開く手間はあるが、逆にそのひと手間が支出を抑える助けにも。また、レシートを“ため込むことができない”のも利点。

「買い物1~2回分で取り出します。お財布を“リセット”する機会が増えたことで、支出と向き合う回数が増え、お金を何に使ったか、より意識するようになりました。

 また、レシートをため込まないので、家計簿をつける1回の時間も短縮。予算もオーバーしない上、より気軽に家計管理に取り組めています!」

まるきさん●毎月赤字&リボ払いの返済に追われる日々から一念発起。周囲に節約がバレることなく1500万円の貯蓄に成功した子育てワーママ。仕事をしながら時短で節約&貯蓄を叶えるコツをインスタグラム(@maruki_home)で紹介する。

まるきさん●毎月赤字&リボ払いの返済に追われる日々から一念発起。周囲に節約がバレることなく1500万円の貯蓄に成功した子育てワーママ。仕事をしながら時短で節約&貯蓄を叶えるコツをインスタグラム(@maruki_home)で紹介する。

取材・文/河端直子 イラスト/上田惣子