また、顔色がくすんでいるときは白をプラスしてみて。
「大人になると白の重要度は増します。重ね着で首元から白をチラ見せすると、明るさに加え、清潔感も出ますよ」
50代のアイテム選びには、外せないルールが。
「色はコーラルピンクや黄色、ターコイズ、パステルカラーなどは、フレッシュ感が出ておすすめです。サイズは程よくゆとりのあるもの、素材はハリと厚みのあるものがベスト。
年齢的に多くの方がこめかみや頬の肉がそげ、骨っぽい“男顔化”するため、甘めのテイストよりマニッシュな服が似合ってきます」
若々しくおしゃれに見せるには、洋服以上に髪とメイクに気を配ってほしいという。
「黒染めの髪やナチュラルすぎるメイク、トップにボリュームのない髪形も老け見えの原因に。普段から全身鏡で見たり、スマホで全身を撮影したり、自分を客観的に見る習慣も大事にしましょう」
実演!「オバ見え」しないコーデ
Tシャツ&カットソー
【サイズ感と素材で大人の肉感をカバー】
身体のラインを拾わない厚手の生地で、肌に密着しすぎない、程よいサイズ感を選んで。たるんだ二の腕もしっかり隠せる長めの袖もマスト。
ネックラインは大きく開いたものではなく、鎖骨が隠れたもののほうがきちんと感がある。薄い色は肉感が出やすいので、濃い色がベター。
ペラペラで薄い生地やピチピチサイズだと、身体のラインが出てしまうので完全アウト。袖丈の短いフレンチスリーブも二の腕の太さを目立たせるので禁物。オーバーサイズすぎるものも、年齢的にだらしなく見えるので避けたい。