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ー 50代モデルデビューを機に美容のおもしろさに開眼

 

肌のお手入れに余念なく、SNSで最新の美容情報をキャッチし、「ホントにシニア世代?」と目を疑うほどの若々しさをキープする三刀流マリリンさん。「お金よりも手間をかけること」「健康という土台こそ大事」と語る美熟女に、日々のケア法を聞いた。

 普段はグラフィック&Webデザイナー、週末などを利用してミセスモデルやビューティーアドバイザーとして“三足のわらじ”を履いて活躍する三刀流マリリンさん。

50代モデルデビューを機に美容のおもしろさに開眼

「50歳のときに友人とレストランで食事をしていたら、モデルにスカウトされたんです。はじめは冗談か、詐欺なんじゃないかと(笑)」(三刀流マリリンさん、以下同)

 スカウトされたことをきっかけに本格的なダイエットに取り組んだ。「気持ちと身体が変化する、いいタイミングだった」と語る。

「産後、どんどん体重が増え、閉経後はさらに……。これではいけないと思っていたので、一念発起できたんです。お金をかけずにできるウォーキングを始めてまずは1か月続け、次は2か月、と小さい目標を立てて1年続けた結果、15kg痩せました

 今も雨の日以外は朝起きたら4~5kmを30~40分かけて歩くのが習慣だ。そのあとの朝食には豆腐や納豆、キムチ、雑穀米を混ぜたご飯など、身体に良いものをセレクトしている。

「私は食べることが大好き。制限するとストレスになるのでその分、動くようにしています。体力や筋力をつけるためには『ながら運動』が効率的。3階までは絶対に階段を使うこと、毎日ひと駅分は歩くといったルールを自分で決めると、ゲーム感覚で続けられます」

 若いころから続けているのが、1時間以上の入浴。

「半身浴しながら本を読んだり、音楽を聴いたり。素の自分になれる大切な時間なので、お気に入りの入浴剤を入れて楽しんでいます。中国由来の美容器具『カッサ』を使った湯船でのマッサージもずっと続けていることのひとつ。旅先にも持っていきます」

 60代になり、メイクののりや化粧水の浸透が悪くなってきたことを実感したそう。

「ビューティーアドバイザーの知識を活用し、より肌に負担がかからない化粧品を厳選するように。

 少し太ったこともあり、お酒は糖質オフのためにビールからハイボール、つまみは大好きなポテトチップスから枝豆やササミに替えたら、体重も落ち始め、むくみもスッキリ。食は大事だとあらためて実感しました」