目次
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ー 年の差婚は運命的な出会いから
Page 2
ー 円満の秘訣は“頼ること”
Page 3
ー SNSで書かれた「保険金目当て」
あざらしさん 結婚相談所Mareal(マリアル)経営。起業家。結婚・恋愛アドバイザー。離婚後、シングルマザーとして奮闘しながらも好きなことを追求し、小型犬の洋服デザイン販売、バリ島でのスパ経営などを行ってきた。熊本地震で被災して東京へ移住。58歳のときに32歳年下の男性と運命的な出会いを果たし、2022年に61歳で再婚。ラブラブな様子をインスタグラムやブログで発信している 写真提供/あざらしさん
【写真】あざらしさんと32歳下の“王子”さんのラブラブショット

 

 SNSで話題のあざらしさん、62歳。なぜ話題かというと夫が32歳下の年の差夫婦だからだ。結婚したのは61歳のときで夫はそのとき29歳。交際期間1年半でゴールインとなった。

 そんな2人の運命的な出会いからを、あざらしさんが語ってくれた。

年の差婚は運命的な出会いから

「カフェに入ったとき、私の席にスマホの忘れ物があり、それを取りに来たのが彼でした。そのときはそれだけの出会いだったのですが、その1週間後くらいのこと。電車で前に座っている男性に見覚えがあり、それが彼だったんです。『あっ、あのときの!』『また会いましたね!』と話して、ご縁を感じてLINEを交換しました。それからやりとりするようになると、話がすごく合うんです。食事に行って、付き合うことになりましたが、当初はお互い年齢は聞いていませんでした」(あざらしさん)

 年齢を確認したのは4回目のデートのときだった。

私は夫のことを見た目どおり20代だと思っていましたが、彼は私を40代だと思っていたそうで。58歳だったんですけどね。彼は第一印象はチャラかったですし、付き合うのはいいけど結婚できるはずはないと思っていました」(あざらしさん)

 “王子”と呼ばれるあざらしさんの夫は彼女の年齢を聞いたときの驚きを語る。

「見た目が若かったのでまさか58歳とはビックリしました。でもきれいな人だと思っていて、話も合ったので、年齢を理由に交際をやめるということはなかったです。ただ最初から年齢を聞いていたら先入観で『話が合わないな』と思っていたかもしれないので、年齢を聞いてなくてよかったと思います」(王子さん)

 あざらしさんはバツイチで子どもと孫もいる。再婚となると王子さんの両親からの反対はなかったのだろうか。

「父は最初からすんなり認めてくれましたが、母は反対していました。彼女は母よりも年上でしたし。でもだんだん『自分の人生なんだから好きにすれば』という姿勢に変わっていって、結婚を認めてくれたんです」(王子さん)

 あざらしさんの父はすでに亡くなっており、母はあざらしさんの再婚に安堵していたという。

母が夫に最初に放った言葉が『子どもも産めないのにいいの?』でした。でも母は私が離婚してから1人でふらふらしているのを心配していたので、再婚はとても喜んでくれました。夫より息子のほうが年上ですが、息子と夫も仲よくしてくれています」(あざらしさん)