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ー 「ザワザワする」「くどい」「恥ずかしい」
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ー 吐息交じりの「秘め事ボイス」

 

 ドラマ『9ボーダー』(TBS系)でヒロイン・川口春奈の相手役を務める松下洸平(37)の演技に、視聴者から悲鳴が上がっている。

「ザワザワする」「くどい」「恥ずかしい」

《松下が話すとザワザワする》《吐息鼻息交じりセリフ回しがくどい》《歌声もなんか恥ずかしい》などSNSでは散々な言われよう。朝ドラ『スカーレット』('19年)出演で注目を浴びた松下だが、当時はそんなにクセはなかったような……。いったいいつからこうなった? ドラマウォッチャーの神無月ららさんは、

「私が最初に松下さんを認識したのは『スカーレット』でヒロイン・戸田恵梨香さん演じる喜美子の相手役、八郎でした。実はそのときも“吐息っぽい不思議な発声をする人だな”とは思っていましたが、ストーリーの面白さと八郎の朴訥とした人柄の魅力で、ほとんど気にならなかったんですよね」

 と第一印象は「悪くなかった」と話す。その後、松下の快進撃は続き、『MIU404』('20年・TBS系)では2話の犯人役を好演し、『#リモラブ~普通の恋は邪道~』('20年・日本テレビ系)ではヒロイン・波瑠の相手役を務め、『最愛』('21年・TBS系)でも吉高由里子演じるヒロインの相手役で評価を高めた。神無月さんは、

「『リモラブ』は優秀だけど変わり者、というキャラだったせいで、吐息声が役の情けなさにハマっていました。『最愛』では大学生時代は岐阜弁、上京してからは刑事という職業柄、語尾も伸ばさないセリフ回しだったので、話し方が気になるという意見はほとんど見かけませんでしたね」

 と、当時は彼のクセが気にならなかったと話す。いったいどこで視聴者に違和感を覚えさせるようになったのか。