吹石一恵に菊川怜、育休明けのトレンドに“ぬるっと復帰”「不倫ものはやりづらい」課題は少なすぎる女優主演ドラマ&映画

吹石一恵

【写真】「あれ?菊川さんだよね?」さっぱりショートカットで復帰を果たした菊川怜

吹石一恵

『アンチヒーロー』（TBS系）に出演した吹石一恵（左前）（番組公式インスタグラムより）

長谷川博己が主演を務める日曜劇場『アンチヒーロー』（TBS公式ホームページより）

ショートカット姿の菊川怜（本人インスタグラムより）

2007年、日本テレビ系ドラマ『バンビ〜ノ!』打ち上げに参加した吹石一恵

　結婚後に出産や育児で仕事をセーブしていた40代前後の女優たちの、久しぶりの出演が相次ぐ春ドラマ。

トレンドは「ぬるっと復帰」

　とはいえ、復帰の様子はさまざまで、石原さとみ（37）のように3年ぶりの連ドラと謳い華々しく主演を務めるパターンがある一方、SNSなどで話題となっているのは、ゲストや脇役でさりげなく出演し世間を驚かせる“ぬるっと復帰”だ。

　吹石一恵（41）は『アンチヒーロー』（TBS系）の4話に予告なしで登場。9年ぶりのドラマ復帰に《相変わらずキレイ!》などネットがざわついた。菊川怜（46）は『買われた男』（BSテレ東ほか）で8年ぶりにドラマ出演。別人のようなショートヘアに「あれ?菊川さんだよね?」などの声も。

　こういった形での復帰は、これからのトレンドとなっていくのか?

「石原さんがどうなさっているのかわかりませんが、育児や家事をしながらドラマで主演を務めるのは本当に大変。

　例えば安藤サクラさんは、朝ドラ『まんぷく』のとき出産して間もなかったので、育児用の部屋をNHKが用意したという話もあるくらいですから。働き方も変わってきましたし、そういった意味では、育児が落ち着くまで負担の少ない脇役やゲストでの復帰というパターンは増えていくと思います」

　こう話してくれたのは、ドラマウォッチャーで漫画家のカトリーヌあやこさん。まず、吹石に関しては、インパクトを残した見事な復帰だったのではと話す。