セイコーは大谷をイメージキャラクターに起用していて、コラボレーションモデルも多数発売している。
「『プロスペックス』というスポーツウオッチブランドでは、“限界への挑戦”“弛まぬ努力による常なる前進”という精神が大谷選手の姿勢と重なり、ブランドの認知度アップに計り知れない影響をもたらしてくれています。ドジャースの入団会見の際には、ホームページにいつもの約1・5倍のアクセスがありました」(セイコーの広報担当者)
広告契約ナシでも効果大
広告契約を結んだわけではないが、大谷の影響力で売り上げを伸ばしたのが明治のグミ『ポイフル』。
「エンゼルス時代、大谷選手が日本のお菓子をチームメートに配っていました。特に人気なのが『ポイフル』。2023年のオールスターゲーム前、レッドカーペットショーでインタビュアーを務めた13歳の少女から『ポイフル』を手渡されて話題になりました」(前出・スポーツ紙記者)
このシーンがメディアで流れると、日本にも影響が。
「テレビ放映の翌日から大反響。SNSでも《大谷選手の真似してポイフルを買った》という投稿が多くアップされていましたね。改めて大谷選手の影響力の大きさ、偉大さに驚いております」(明治の広報担当者)
公式の大谷グッズは、もちろん大人気。札幌のメジャーリーグ専門店では、期間限定ストアが好評で、延長して営業中。
「3月のオープン初日2日間はすごい行列でした。同じ商品の複数購入や、220万円の値札が付けられたエンゼルス時代のサイン入りユニフォームを購入した人もいましたよ」(大谷ファンの20代男性)
ファンにとっては安い買い物なのかもしれないが、かつて話題になったこんな可愛らしい大谷グッズもオススメだ。
「日本ハム時代の2017年に、大谷選手が『マイメロディ』のリュックを背負って登場したことが話題になりました。投手陣の最年少が全投手分の飲料水をリュックに詰め込んで持つのがチームのルール。背負っていた商品はすでに生産終了になっていますが、フリマサイトでは3万円以上の値段で取引されています」(前出・スポーツ紙記者)
大きな反響を巻き起こす、次なる“大谷フィーバー”は、はたして?