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ー “陰キャ”としてイジられることが多かった
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ー 「またコンパかよ、というのが正直な気持ち」

「なんてことをしたんだ、と思いながらも、“またか……”と。人って変わらないのかなって……」

 そう話すのは鳥取県のサッカー関係者。

 サッカー日本代表の佐野海舟容疑者が17日、30代女性に知人の男性2人と性的暴行を加えた疑いで逮捕されたことが明らかとなった。佐野容疑者はサッカー・J1リーグの鹿島アントラーズからドイツ・ブンデスリーガのマインツに完全移籍することが発表されたばかりだった。

“陰キャ”としてイジられることが多かった

「ボランチとしてボール奪取力に優れ、“海舟がまた回収した”、“佐野回収”などと昨年より高い評価を得ています。代表にも選出され、ヨーロッパのトップリーグであるブンデスリーガに移籍を果たし、まさにこれからというタイミングだったのですが……。現役代表選手の逮捕など聞いたことがないですし、佐野選手は鹿島では“陰キャ”としてイジられることが多く、チーム内でその性格の暗さを暴露されたり、自身でもネタにしていたほど。そんな海舟が……と、いろいろな意味でサッカーファンの間で衝撃が走っています」(サッカーライター)

 そんな陰キャ選手による「また」とは……。話は佐野容疑者が高校3年生だった米子北高時代に遡る。当時が伏線となり、それを自身で“回収”してしまったのか──。

「佐野選手は岡山県出身ですが、鳥取の米子北高校に進学しています。目的はプロになるため。当初はJリーグの育成組織に入ることを目指していましたが、それは叶わず、隣県のサッカー強豪校である米子北に入学。1年生からレギュラーを獲得し、県内はもちろん全国的にも名が知られる選手に成長していきました」(前出・鳥取県のサッカー関係者)

 高校サッカーの晴れ舞台は、年末年始に行われる『全国高校サッカー選手権』。米子北は14年連続で同大会に出場している。高3時の佐野容疑者は、第97回全国高等学校サッカー選手権('18年度)に出場していた。

 当時、サッカー関係のメディアは注目選手だった佐野容疑者を以下のように報じている。

《【選手権】県予選では“出番なし”だった米子北の超逸材MFが躍動!》

 このようなタイトルの記事の本文には以下のように記されていた。

《実は、チーム事情により、県大会では一度もピッチに立つことなく、公式戦は約4か月ぶり》