「うちのパパ、マジ完璧」

 いつも緊張していると言うものの『さんま御殿』でも堂々たる振る舞いを見せた。

『しくじり先生』では、平成ノブシコブシ・吉村崇から「アイドルなのにキラキラしてない。競艇場に行くと、よくこういう目をした人がいる」と言われた。ボートレースはガチの趣味。全国に24あるレース場のうち、これまでに19か所を訪れた。

撮影中、ファンに声をかけられ「ありがとう」とほほ笑んだ福留光帆だったが、後になって「サインや握手すればよかった」と後悔していた 撮影/山田智絵
撮影中、ファンに声をかけられ「ありがとう」とほほ笑んだ福留光帆だったが、後になって「サインや握手すればよかった」と後悔していた 撮影/山田智絵
【写真】「毒島選手に感謝」競艇大好き異色アイドル・福留光帆の特別グラビア

「子どものころからレース場に行くことはありました。キッズルームに。おじいちゃんとお父さんがボートレース好きで、それを受け継ぎました。お母さんは、あまりいい顔をしないけど……家族はめっちゃ仲いいですよ」

 福留は3人姉妹の真ん中。5人のうち4人が女性で、父親の居場所がなくなりそうだが……。

「うちのパパ、マジ完璧。お姉ちゃんも妹もパパ嫌みたいになってるのは見たことない。大好きです、お父さん」

 地元が好き、実家が一番と話す。父親と仲がいいが、ほかにもっと尊敬する人がいる。それが、ボートレースの毒島誠(ぶすじま・まこと)選手。

「お父さんは普通に好きです。尊敬できる部分もいっぱいありますけど、尊敬する人といえば、やっぱ毒島選手かなって思います!」

 毒島選手は40歳になるベテランで“他人に迷惑をかけない、きれいなレースをする”とのこと。

「素敵な人で、レースを見れば、わかるんです。まだ、お会いできてないので、会いたい。それがゴール。感謝を伝えたい。毒島選手がいるおかげで今の私があるので」

 地元愛とボートレース愛から、やりたい仕事がある。

「ボートレースのCMもいいのですが、ボートレース尼崎の“センプルカップ”のイメージキャラクターになりたい。地元にでかい錦を飾りたい」