「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」(日本テレビ系)の記念すべき第100回が来年1月に放送予定。萩本欽一さんといえば、忘れてはならないのが欽ちゃんファミリー! 萩本家の“たまえ”こと高橋真美さんは今、どうしてる? そして、萩本さんの忘れられない教え、思いとは―。笑える中にほろりとくる、まさに萩本イズムのお笑いのようなエピソードが満載でした!
オーディション合格の裏話
「お父さんがYouTube『欽ちゃん80歳の挑戦!』を始めたとき、着ている服が暗くてどんより見えたので、『もっと明るい色の服のほうがいいよ』って一方的にアドバイスを送りました(笑)」
親しみを込めて、今でも萩本さんのことを「お父さん」と呼ぶ。高橋さんは、『欽ちゃんのどこまでやるの!』(テレビ朝日系)で、萩本家三つ子の三女「たまえ」役としてデビュー。その関係性は今も変わらず、父への気遣いはまるで本当の親子のよう。
「でもね、オーディションで選ばれた理由が、『絶妙な太り具合だった』ですから。たまえは食べ物のことばかり考える“オチ”を担っていたとはいえ、ひどくないですか!?(笑) 当時は、『おいしい』ポジションだとは思えなくて、お父さんに頻繁に相談していました」(高橋さん、以下同)
「聞いちゃダメ」で有名だった萩本さんも、たまえの懇願には勝てず、繰り返し説明したそう。のぞみ(高部知子)、かなえ(倉沢淳美)、たまえの三つ子「わらべ」は歌手デビューも果たし、お茶の間の人気者に。パジャマ&ちゃんちゃんこ姿で歌う姿は、一世を風靡した。
「歌番組に出演した際、男性アイドルを見に来た女性ファンが、私にだけは手を振ってくれるんです。そのとき、たまえのキャラクターがわかったんですよね。たまえは同性から敵視されず、好かれることをやっていたんだって。半面、本当に男性ファンは少なかったんですけどね、あはは」