役者業にも挑戦

 この変化は、ボーカル・大森元貴の意向が大きく影響しており、

「楽曲の世界観に合う衣装やヘアメイクを、大森さんが考えてプロデュースしていることが多いといいます」(音楽関係者、以下同)

 それに加えて、

「ライブの演出はもちろん、音楽劇の発案も大森さん。“芝居をしながら演奏して、楽曲を表現するライブがしたい”と、2人のメンバーに持ちかけたそうです。もはや、その活動のほぼすべてを司っており、まさしく、ミセスの“王様”といえるでしょう」

 だからといって“裸の王様”ではなさそうだ。

「活動休止中にメンバーそれぞれが考える時間を持ったことで、信頼し合える関係を築けたそうです。それに、大森さんは類いまれな歌唱力もさることながら、ダンスや演技でもその才能を遺憾なく発揮しており、カリスマ性を感じます。これだけの実力がありますから、周囲も納得のうえでついてきているのではないでしょうか」

 そんな大森が、さらなる進化を遂げようとしている。

「'25年に、大森さんが主演を務める映画の公開が予定されているそうです。公開中の音楽劇のように“アーティスト”としての表現ではなく、1人の“役者”として物語を演じるといいます。音楽劇のヒットで手応えを感じて、今は役者業に気持ちが向いているのかもしれませんね」(芸能プロ関係者)

 これについて、所属レーベルに問い合わせたが、期日までに回答はなかった。

 大森がいればどこだって“ダンスホール”!