「声明だすのはどうかと思う」

 この瀬戸のコメントを報じたネットニュースのコメント欄には、次のようなさまざまな意見が寄せられている。

《奥さんもかばいたいのはわかるが、現場にいたわけでもないし、声明だすのはどうかと思う》

《被害を受けたとされる女性が週刊誌に駆け込むのではなく 先ず警察に向かったということで、極めて信ぴょう性が高いと感じる。》

《でも、確かにロケバスで無理矢理はさすがにおかしくないか?悲鳴だされた瞬間に人生終わるやん。》

 大前提として不倫したことが確定している斉藤を擁護する意図はないのだが、「性的同意」問題の難しさを改めて感じさせる事件でもある。

 偶然だろうが、斉藤が書類送検されたほんの1週間ほど前となる10月1日、『上田と女がDEEPに吠える夜』(日本テレビ系)で「性的同意」をテーマに出演者たちが議論を交わしていた。

 放送では、MCのくりぃむしちゅー・上田晋也(54)が、男性側・女性側の両者に寄り添った意見を語るも、「性的同意」について内閣府とコラボしたこともあるSHELLY(40)が異を唱えるなど、バラエティー番組ながら有意義なディスカッションが展開されていた。

 そしてこの日は、元・テレビ東京アナウンサーで“あざとキャラ”でブレイク中の森香澄(29)も出演していたのだが、男性との性交する前のやりとりにおいて、森が次のように「性的同意」の難しさを象徴する発言をしていたのだ。

(男性が性的行為を求めて来た際)本当に嫌だったら『嫌』って言えるんですけど、私ちょっとたまにやっちゃうのが、『ダメ』とか言って、本当はちょっとダメじゃないみたいな。あるじゃないですか? すぐ『いいよ』って言うんじゃなくて、1回ちょっと『ダメ』を挟みたいみたいな。2度の確認がほしいみたいなときはあるんですけど、これはもうやめたほうがいいですか?