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ー 朝ドラ『おむすび』のギャル物語
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ー ヒロイン不在の影響

「仲間が呼んだら、すぐ駆けつける。それがギャルの掟でしょ」

 これはNHK連続テレビ小説『おむすび』の一場面。ギャルを嫌悪していた橋本環奈が演じる主人公は、少しずつギャルたちと心を通わせ始めている。

朝ドラ『おむすび』のギャル物語

連続テレビ小説『おむすび』(番組公式Xより)
連続テレビ小説『おむすび』(番組公式Xより)

「9月30日にスタートした『おむすび』は“ギャルマインド”を持った女性が栄養士として活躍する物語。地元の博多で伝説のギャルとして名をはせ、自由奔放な姉に頭を悩ませる両親の姿を見ていた主人公は“ギャル嫌い”でしたが、放送4週目に入ってギャルたちとの距離が縮まってきています。ヒロインである橋本さんが、いつ本格的なギャルになるのか注目です」(スポーツ紙記者、以下同)

 ただ、ドラマの評判はイマイチのようだ。

「初回の視聴率16・8%でしたが、今は12%台の回も。SNSではドラマの展開に入り込めず“脱落した”という人が続出。前作の『虎に翼』が良作と評判だっただけに、比較をしてしまう視聴者が少なくないのかもしれません」

 橋本は地元・福岡で芸能活動をスタートさせた“ご当地アイドル”。「千年に1度の美少女」として注目を浴びて、映画の主演に抜てきされた。

「高校を卒業した2017年に上京し、映画やドラマでキャリアを重ねました。2022年には、上白石萌音さんとW主演で舞台『千と千尋の神隠し』に出演。その演技は高く評価されました」

 ついに朝ドラのヒロインに上り詰めた橋本だが、撮影現場では“異例のトラブル”が起こっているという。

「3月下旬から福岡で撮影がスタートしたのですが、橋本さんは5月に『千と千尋』のロンドン公演が入っていました。さらに放送が始まってからの10月上旬から、橋本さんは1か月ほど別の仕事があって撮影現場から姿を消したのです。通常、朝ドラの撮影期間中は、ヒロインは別の仕事を入れないのですが……」(芸能プロ関係者、以下同)