ぶっ飛んだエピソードたち

 さらに3兄弟を、1番・2番・3番と番号で呼ぶという独自の教育論を展開している。

「結果的に“母”として3人の息子を立派に育て上げましたが、“”としてはいろいろと懸念が……」

 独自の番号呼びについては、

「後にHiroさんに“作り話”“一度も呼ばれたことがない”と暴露されています。森さんは番組などで話を盛ることが非常に多く、それを注意すると、“はいはい、私が悪いんでしょ!”とヒステリックな態度になるそう」

松濤の自宅で『MYFIRSTSTORY』Hiroとの親子ショットを公開した森進一(公式インスタグラムより)
松濤の自宅で『MYFIRSTSTORY』Hiroとの親子ショットを公開した森進一(公式インスタグラムより)
【写真】マイファスHiroと松濤の豪邸での親子ショットを公開した森進一の近影

 森のぶっ飛んだエピソードは若いころからだという。

「時は昭和の時代。よく森さんのいたずらのえじきになっていたのが八代亜紀さんで、ヘアスプレーを八代さんの頭に1本丸ごと振りかけたり、ドレスをめくったり。それらは暴露されるのではなく、自分で話しているところがなんとも……(苦笑)」

 森家は、Hiroに先んじて、次男が最初に結婚。

「そんな森家において初めての結婚式を森さんは欠席。理由は、次男夫妻が“勝手に日程を決めたから”というものでした」

 息子の晴れの日に!?

森さんの子育て本ですが、子どものことよりもページが割かれているのが森さん自身の話。ほぼほぼ自叙伝となっています。“母親力”自体も疑問ですが、森さんの“力”は……。嫁を差し置いて、“自分!”なでなければいいのですが」

 '72年に『せんせい』で歌手デビューした当時のキャッチフレーズは“あなたのクラスメート”。あなたの母、もしくはだったら……?